JaSSTソフトウェアテストシンポジウム

JaSST'08 Tokyo開催日:2008年1月30日(水)〜31日(木)

JaSST'08 Tokyo は2日間で延べ1,700名にのぼる方々に参加いただき、盛況のうち終了しました。多くのご参加を誠にありがとうございました。

写真:会場内
(写真:会場内)

・プログラム・セッション概要

プログラムは こちら (PDF:172K)をご覧下さい。

当日会場での各セッションの概要は こちらをご覧下さい。

写真:オープニングセッション1写真:オープニングセッション2写真:クロージングセッション

(写真:左・中央/オープニングセッション 右/クロージングセッション)

・善吾賞

〜「善吾賞」のご案内〜

このたび、JaSST'08東京に投稿いただいた研究論文または経験論文の中から、特に優れている論文を、JaSST実行委員会で審査し「善吾賞」として表彰することと致しました。

受賞された論文には、国際会議等への推薦と旅費等の一部助成を行います。

なお次回は、他のシンポジウム等を含めて1年間の論文を審査対象とし、来年のJaSST東京にて表彰したいと考えております。皆様、頑張って投稿して下さい。

■不具合に関する知識の抽出に関する研究
河野 哲也 (電気通信大学大学院)
写真:善吾賞1
■ModelChecking技術の専門性排除とその効能−An Early Bird as the 2nd eye−
野村 秀樹 (富士ゼロックス)
写真:善吾賞2

・ベストスピーカー賞

■ソフトウエアテスト分析の方法−HAYST法とマインドマップをつかって−
永田 敦 (ソニー)
写真:ベストスピーカー賞

・基調講演

「Software Quality In 2008」
Capers Jones (Capers Jones & Associates LLC)
写真:基調講演

・招待講演

「軟件製品の品質保証を巡る人間特性の諸問題」
菅野 文友 (系統技術研究所)
写真:招待講演2
司会:西 康晴 (ASTER)
写真:招待講演1

・ASTAセッション 〜強敵と書いて「とも」と読む〜

■アジア各国のテストリーダーからの発表 Asian Software Testing Alliance Conference
司会:高橋 寿一 (ASTER)
■CSTQB 活動&中国でのソフトウェアテスト
Xiaodong Ke (中国/天津ソフトウェアテスティングセンター)
■リスクベーステストの実際- ケーススタディをベースに -
Wonil Kwon (韓国/STEN(Software Test Engineers Network))
■テストシナリオアプローチ -変更影響を分析する-
Dr. Suhaimi bin Ibrahim (マレーシア/マレーシア工科大学Centre for Advanced Software Engineering(CASE))
■Testing Management Approach
Yongtae Jung (ベトナム/Software Testing Alliance Vietnam(STAV))

・PSセッション

「実証されたチームビルディング−最高の品質を支えるチーム−とは−」
パネリスト :
  • 松尾谷 徹 (デバッグ工学研究所)
  • 岡田 豊子 (PS研究会)他
  • 栗田 太郎 (フェリカネットワークス)
  • 増田 礼子 (フェリカネットワークス)
写真:PSセッション1写真:PSセッション2写真:PSセッション3写真:PSセッション4

・対談「品質談義」:「菅野・ジョーンズのバグらない話」

モデレータ:
誉田 直美 (NEC)
パネリスト :
Capers Jones
(Capers Jones & Associates LLC)
 
菅野 文友 (系統技術研究所)
写真:品質談義1写真:品質談義2

・チュートリアル

■Measuring Software Quality and User satisfaction.
Capers Jones (Capers Jones & Associates LLC)
写真:チュートリアル1
■現場の仕事がバリバリ進むテスト計画
湯本 剛 (豆蔵)
写真:チュートリアル2

・ライトニングトークス はなまるJaSST 〜ソフトウェアテストの生活情報〜

司会 :
大月 美佳 (佐賀大学)
JaSST東京実行委員会
「TEF-Web部会」
「エラーシーディングのススメ」
「WACATE」
「TEF_AV部会」
 写真:ライトニングトークス1 写真:ライトニングトークス2
 発表者:村石 理恵
 (富士ゼロックス)

・出荷判定ライブ

「寸劇から学ぶ出荷判定−安心・安全な製品を出荷するために−」
司会:
平本 正敏 (OSK)
出演:
S-open (ソフトウェア技術者ネットワーク)
写真:出荷判定ライブ

・今年もやります。テスティングライブ 〜進化したテスティングライブ2008〜

今回のテスティングライブでは、不具合の発見の数を競うのではなく、『プロのテストの仕方をみてもらう』ことに重点を置き、ライブ中の不具合発見だけではなく、 その不具合を実際に不具合報告書に記載して頂く形を取りました。
不具合報告書は各参加者に事前に用意してもらったものです。
各参加者に仕様書を元に作成してもらったテスト計画書は、機能テストだけでなく負荷テストについても触れていただきました。
テスト対象のアプリケーションはRuby on Railsで開発されたWebアプリケーション『Ferret』にテスティングライブ担当の実行委員が考えた不具合を埋め込みました。埋め込まれた不具合は種明かしの資料をご覧ください。
埋め込んだ不具合は、一般的な機能的な不具合だけでなく、セキュリティ関連の不具合も用意しました。セキュリティ関連の不具合が発見されなかったことは残念ですが、今年も恒例に埋め込んだ以外の不具合も発見され、 効率的なテスティングを実感することができました。
参加選手
(チーム):
Q,s(バルテス)
チーム ぷろべっQ(シーイーシー)
藤崎ショッピング(ヴェス)
問題作成
・バグ判定:
守谷 嘉史(豆蔵)

・論文・事例発表

掲載されていない資料については、講演者の都合により公開できないものも含まれています。あしからずご了承下さい。

エイヤッ!からの脱出:
どこでテストをやめるのか?
川村 真弥 (NEC)
写真:論文・事例発表A2-1
ベストの逆襲の逆襲1:
蟲眼鏡で蟲が見つかるか〜テストプロセス改善の意義〜
小川 秀人 (日立製作所)
写真:論文・事例発表B2-1
ベストの逆襲の逆襲2:
バグレゴ その後 - レゴブロックから学んだもの
懸田 剛 (チェンジビジョン)
写真:論文・事例発表B2-2
リスクのクスリ1:
Risk based Testingの実践方法と適用事例からの考察−短期間で要求品質を確保する−
石田 智亮 (NEC通信システム)
写真:テクロジーセッションC2-1
リスクのクスリ2:
FMEAによるテストケース選択
粕渕 清孝 (大日本スクリーン製造)
写真:テクロジーセッションC2-2
リスクのクスリ3:
状況変化に対応したリスク分析表の活用−リスクベースドテスト手法の並行開発への適用−
田中 均 (オムロン)
写真:論文・事例発表C2-3
冬深し、隣は何をする人ぞ1:
単体テストにおける品質管理の盲点-オフサイト開発採用でわかった単体テスト局面の品質管理の盲点-
田中 良治 (日本IBM)
冬深し、隣は何をする人ぞ2:
広告メディアの品質向上とシステム開発
佐々木 潤 (リクルートメディアコミュニケーションズ)
写真:論文・事例発表D2-2
冬深し、隣は何をする人ぞ3:
出荷後発生する不具合に対する取り組み−不具合の未然防止につなげる活動事例の紹介−
西町 和也 (ジャストシステム)
写真:論文・事例発表D2-3
ワクワクさせたい人寄っといで〜1:
パックマンを事例としたゲーム設計のあり方
岩谷 徹 (東京工芸大学)
ワクワクさせたい人寄っといで〜2:
ゲームが目指すユーザーフレンドリー
吉沢 秀雄 (バンダイナムコゲームス)
モデル検査ブートキャンプ1:
支援ソフトウェアを活用した実践的モデル検査
篠崎 孝一 (関西電力)
モデル検査ブートキャンプ2:
ModelChecking技術の専門性排除とその効能−An Early Bird as the 2nd eye−
野村 秀樹 (富士ゼロックス)
写真:論文・事例発表B4-2
モデル検査ブートキャンプ3:
単体テスト支援ツール「パス解析システム」−パスに基づく真の品質管理へ向けて
新原 俊一 (オーエスエー・リミテッド)
写真:論文・事例発表B4-3
テスト設計かじり虫1:
ソフトウエアテスト分析の方法− HAYST法とマインドマップを使って−
永田 敦 (ソニー)
写真:論文・事例発表D4-1
テスト設計かじり虫2:
テストの"質"評価と欠陥分析によるソフトウェア信頼性評価
堀 明広 (ソフトウェア技術者ネットワーク)
写真:論文・事例発表D4-2
テスト設計かじり虫3:
不具合に関する知識の抽出に関する研究
河野 哲也 (電気通信大学大学院)
写真:論文・事例発表D4-3
早期品質警報システム1:
品質向上のための仕様書&評価 −上流工程からの品質追求−
菊地 耕司 (Sky)
写真:論文・事例発表B5-1
早期品質警報システム2:
定量メトリクス・データによるDefect Preventionの実践
細川 宣啓 (日本IBM)
早期品質警報システム3:
目覚めよ! 品質大国ニッポン 始めから正しいことをやる - SQuBOK Guideによる「レビュー」 -
古賀 惠子 (日立製作所 ソフトウェア事業部)
池田 暁 (日立情報通信エンジニアリング)
写真:論文・事例発表B5-3
自動化マン!1:
スクリプトレスによるテスト自動化事例
小池 輝明 (NECネクサソリューションズ)
写真:論文・事例発表D5-1
自動化マン!2:
フリーウェアで作る自動テスト −UWSCの利用例−
古江 智和 (フォーラムエイト)
写真:論文・事例発表D5-2
自動化マン!3:
オープンソースのテストケース管理ツールTestLinkの活用事例−TestLink"Test Task Force"の活動紹介−
川西 俊之 (情報工房)
写真:論文・事例発表D5-3
自動化マン!4:
デジタル家電に対するAll-Pairテストの改善と適用
川上 真澄 (日立製作所)
写真:論文・事例発表D5-4
3年B組テス八先生1:
いまどきのテスト教材
小菅 貴彦 (日本電子専門学校)
写真:論文・事例発表F5-2
3年B組テス八先生2:
テスト技術教育の事例紹介−テストエンジニアの知恵を育てる−
沼倉 靖弘 (シーイーシー)

・テクノロジーセッション

掲載されていない資料については、講演者の都合により公開できないものも含まれています。あしからずご了承下さい。

ISO/IEC9126 & MISRA-C:2004ベース ソースコード品質診断1
波木 理恵子 (オージス総研)
写真:テクロジーセッションA3-1
ISO/IEC9126 & MISRA-C:2004ベース ソースコード品質診断2
中川 忠紀 (東陽テクニカ)
写真:テクロジーセッションA3-2
3部構成で送る、テスト専門会社バルテス
角田 誠 (バルテス株式会社)/司会
中村 直文 (ヤマハ)
石原 一宏 (バルテス株式会社)
写真:テクロジーセッションB3-1
写真:テクロジーセッションB3-2
Web 2.0アプリケーションの性能を検証する
岡崎 義明 (日本HP)
写真:テクロジーセッションC3
継続的インテグレーションとテストによるソフトウェアリリースの迅速化
Jeffrey Fredrick (アジターソフトウェアジャパン)
写真:テクロジーセッションD3
J-SOX法から考える性能テスト
山岡 英明 (エンピレックス)
写真:テクロジーセッションA6
テストの短期化要請に応える『JudgePruefer』(仮題)
藤川 亮子 (富士通)
テストエンジニアの地位向上が、IT業界を変え、日本を作る〜現場主導で作るテスト業界〜
生田 泰宏 (シーイーシー)
写真:テクロジーセッションC6
開発工程からのセキュリティ検査
―安心・安全なWebアプリケーションを実現するWatchfireソリューション
雨宮 吉秀 (日本IBM)
写真:テクロジーセッションD6
組込みソフトウェア品質向上ソリューションご紹介
菅野 修也 (エーアイ・コーポレーション)
[開発のプロとして] 静的解析ツールの徹底活用〜 PGRelief 2007 autumn 〜
辻本 寛 (富士通ソフトウェアテクノロジーズ)
モジュール単体テストと検出すべき不具合について
嶋田 卓尚 (ガイオ・テクノロジー)
写真:テクロジーセッションF6-1
ロボットを使ったテスト自動化ソリューション
小宮 洋行 (ベリサーブ)
写真:テクロジーセッションF6-2
テスト時バグ情報の共有と管理を基にした定量的指標に基づく組織的品質保証について〜組織的品質保証ツール「Q-One」のご紹介〜
熊懐 直哉 (構造計画研究所)
写真:テクロジーセッションF6-3

・JaSST'08 Tokyo 開催要項

日程
2008年1月30日(水)〜31日(木)
場所
目黒雅叙園 (東京・目黒)
参加費
1日券5,250円 (税込)
2日券8,400円 (税込)
( チュートリアルを受講される場合 )
1日券+チュートリアル1受講券21,000円 (税込)
1日券+チュートリアル2受講券15,750円 (税込)
2日券+チュートリアル1受講券24,150円 (税込)
2日券+チュートリアル2受講券18,900円 (税込)
2日券+チュートリアル2回 (1、2)受講券34,650円 (税込)
情報交換会5,250円 (税込)
●お支払いは、「クレジットカード」または、「銀行振り込み」になります。
主催
基調講演
Capers Jones(Capers Jones & Associates LLC)
招待講演
菅野 文友(系統技術研究所)
協賛
  • オブジェクト倶楽部
  • 組込みシステム技術協会
  • 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)
  • 高品質ソフトウェア技術交流会(QuaSTom)
  • 情報サービス産業協会
  • 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
  • 情報処理振興機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(IPA/SEC)
  • ソフトウェア科学会ソフトウェア工学の基礎研究会
  • ソフトウェア技術者協会
  • ソフトウェア技術者ネットワーク(S-open)
  • 電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会
  • 日本科学技術連盟
  • 日本信頼性学会
  • 日本ネットワークセキュリティ協会
  • 日本品質管理学会 ソフトウェア部会
  • プロジェクトマネジメント学会

・JaSST'08 Tokyo スポンサー協賛企業

・JaSST'08 Tokyo メディアスポンサー

写真:JaSST'08 Tokyo 実行委員会
(写真: JaSST'08 Tokyo 会場にて)