JaSST ソフトウェアテストシンポジウム

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム

JaSST'13 Tokyo セッション概要

A0) オープニングセッション

1/30(水) 9:45-10:00 (15分)

セッション A0

 オープニングセッション

(JaSST東京実行委員会)

A1) 基調講演

1/30(水) 10:00-11:40 (100分)

セッション A1

「Challenges in Software Testing
ソフトウェアテストのチャレンジ」

写真:Dorothy Ruth Graham氏

Dorothy Graham (Software Testing Consultant)

※同時通訳

セッションの内容

Software testing has changed significantly over the years, from being almost ignored to being a respected profession, and from isolated pockets of testing enthusiasts in different areas of the world to world-wide qualifications for software testers. At every stage there have been challenges. In this keynote, Dorothy looks at testing challenges, past, present and future. How has software testing developed in Europe and what were the origins of the International Qualifications Board in Software Testing (ISTQB)? How has testing overcome challenges in the past? In the present, there are challenges for software testing, and Dorothy will give practical ideas in two areas. First, possible ways to measure the value of testing, related to defect-finding, confidence and risk. Second, some "intelligent mistakes" in test automation show why what seems sensible at first may not be the best strategy long-term for automating tests. Finally, Dorothy will outline what she sees as the challenges that lie in the future for software testing.

ソフトウェアテストはここ何年かの間に大きく変化しました。ほとんど無視されるような存在から尊敬される専門職となり、以前は世界各地でばらばらに孤立していたテストマニアの小さな集まりから、ソフトウェアテスト技術者のためのワールドワイドな資格が生まれるまでになりました。その間、どの段階にも課題がありました。本基調講演では、ドロシー・グラハム女史が過去、現在そして未来のテストの難題について大いに語ります。

ソフトウェアテストは、欧州ではどのように発展し、ISTQB(International Software Testing Qualifications Board) はどのようにして生まれたのでしょうか?ソフトウェアテストは、今までどのようにして難題にチャレンジし、それらを克服してきたのでしょうか?今なお、ソフトウェアテストには多くの試練がありますが、本講演では実践的な考え方を2つご紹介します。 1つは、欠陥発見、信頼性やリスクに関してテストの価値をどのように測るのか。もう1つは、当初は理にかなっていた自動化の戦略が、長期的には必ずしもベストではなかったのはなぜかという、テスト自動化における"知的な過ち"についてです。

そして最後に、将来チャレンジするべきソフトウェアテストの難題についての概要をお話しいただきます。

講師プロフィール

Dorothy Graham has been in testing for 40 years, starting as a software developer at Bell Labs in the USA, then emigrating to the UK where she worked at Ferranti Computer Systems and The National Computing Centre. She developed training material in software engineering and then specialized in testing, both as an independent consultant and then as the founder of Grove Consultants, which she left in 2008 becoming independent again, and now speaks at conferences and events world-wide.

She is co-author of four books:

  • 「Software Inspection」 with Tom Gilb, 1993
  • 「Software Test Automation」 with Mark Fewster, 1999
  • 「Foundations of Software Testing」 with Rex Black, Erik Van Veenendal and formerly Isabel Evans, 2007, 2009 and 2012.
  • 「Experiences of Test Automation」 with Mark Fewster, published in 2012.

Dot was programme chair for EuroSTAR conferences in 1993 (the first) and 2009. She was a founder member of the ISEB Software Testing Board and was a member of the working party that developed the ISTQB Foundation Syllabus.

Dorothy was awarded the European Excellence Award in Software Testing in 1999 and the first ISTQB International Excellence Award in Software Testing in 2012.

Her main hobby is choral and madrigal singing.

40年間にわたり、ソフトウェアテストに携ってきたソフトウェアテストコンサルタント。米国ベル研究所でソフトウェア開発者としてキャリアをスタート。その後イギリスへ移住し、Ferranti Computer SystemsやThe National Computer Centreに勤務。ソフトウェア・エンジニアリングのトレーニング資料を開発し、ソフトウェアテストを専門とするコンサルタントとして活動するようになり、Grove Consultantsを設立。2008年に同社を退社し、再び独立したコンサルタントとして活躍する傍ら、世界各地で行われるカンファレンスやイベントなどで講演を行う。

共著書:

  • 「Software Inspection」 with Tom Gilb, 1993
    (邦訳:「ソフトウェアインスペクション」(1999))
  • 「Software Test Automation」 with Mark Fewster, 1999
  • 「Foundations of Software Testing」 with Rex Black, Erik Van Veenendal and formerly Isabel Evans, 2007, 2009 and 2012.
    (邦訳:「ソフトウェアテストの基礎:ISTQBシラバス準拠」 (2008))
  • 「Experiences of Test Automation」 with Mark Fewster, published in 2012.

1993年(初回)および2009年にEuroSTARのプログラム委員長を務める。また、ISEB Software Testing Boardの設立メンバーであり、ワーキンググループメンバーとしてISTQB Foundation Levelシラバスの策定に携わる。

1999年にEuropean Excellence Award in Software Testing を受賞。さらに、2012年には初のISTQB International Excellence Award in Software Testingを受賞。

主な趣味は、合唱とマドリガルを歌うこと

A2) テスト開発方法論
~とびだせテストアーキテクチャの森~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション A2

「テスト要求分析やテストアーキテクチャ設計を重視したテスト開発」

智美塾塾長+塾生一同

吉澤 智美 (日本電気)

秋山 浩一 (富士ゼロックス)
鈴木 三紀夫 (MRTコンサルティング)
西 康晴 (電気通信大学)
湯本 剛 (日本HP)

セッションの内容

今年、智美塾ではテストアーキテクチャ設計の各人の流儀の成り立ちについて議論を重ねてきました。
この成果を踏まえ、本セッションではテスト要求分析やテストアーキテクチャ設計で考慮すべき点を挙げ、それぞれのテスト方法論で対応する箇所を明らかにし、それらの強み・弱みなどを議論します。

なお、このセッションは、HAYST法、ゆもつよメソッド、VSTePの各テスト方法論のいずれかについて基礎的な知識があることを前提として話を進めます。これら3つの方法論の概略は予稿集に掲載しますので、聴講を希望される方は、予稿集並びに関連資料をあらかじめ熟読してご参加ください。

B2) テストの自動化
~人月が品質の決定的差ではないということを教えてやる~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション B2

「なれる!Test Automator!
~テスト自動化を成功に導く3つの真実~」

モデレータ:
松木 晋祐 (ACCESS)

パネリスト :
朱峰 錦司 (NTTデータ)
近江 久美子 (テスト自動化研究会)
中島 良樹 (日本オラクル)
畠山 さつき (テスト自動化研究会)
本山 絢子 (テスト自動化研究会)

セッションの内容

米国ATIから発行された初のテスト自動化知識体系TABOKに基づいて、その翻訳および理解と議論、豊富な自動化経験に沿った日本国内における適用方法を追求してきた研究会のメンバーが、テスト自動化がアプローチできるテストのスコープ、ROI、導入、そしてこれから求められる"Automator"こと"テスト自動化エンジニア像"について、セミナー型とディスカッション型を織り交ぜながらお届けします。
ディスカッションでは会場の方にも是非ご参加頂ければ幸いです。

C2) アジャイル開発とテスト
~アジャりまえ~アジャりまえ~アジャりまえ体操♪~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション C2

「品質管理担当と開発担当がともに歩むアジャイル開発」

モデレータ : 
天野 勝 (永和システムマネジメント)

和田 憲明 (富士通)
千田 哲義 (NECソフト)
吉松 武則 (NECソフト)
我妻 智之 (NTTデータ)
熊谷 尚俊 (NTTデータ)
萩原 和昌 (富士通エフ・アイ・ピー)
和田 宏之 (富士通エフ・アイ・ピー)

セッションの内容

製品開発や、サービス開発でアジャイル開発が広く用いられるようになってきました。
それに伴い、アジャイル開発の中心的なチームと、既存の組織との協働をどのように行えばよいかという話題が、企業内で検討されています。また、一方で、アジャイル開発を本格的に導入するにあたり、組織的にどのように進めればよいか答えが出せずに、なかなか踏み切れていないという現実もあります。
本企画ではパネルディスカッション形式で、開発組織と、品質保証組織が協働するにあたりどのような調整を行ったか、および、どのような事象が発生したかを、(社外に公開できる範囲で)赤裸々に語って頂き、セッションに参加された方に、次の行動を起こすための勇気を持ち帰っていただきます。

D2) さまざまなテスト技術
~テストジェネラリストに進路を取れ~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション D2-1 (30分)

「ユーザビリティ評価方法の実践的拡張および適用」

河野 哲也 (日立製作所)

セッションの内容

現在、ユーザビリティ評価はソフトウェアテストにおいて大きな関心の一つである。従来のユーザビリティ評価方法にはいくつかの制約があるため、テスト・品質保証部門で適用するには課題がある。そこで本研究では、NEMという従来のユーザビリティ評価方法を取り上げ、実践的な拡張を行う。そして、拡張したユーザビリティ評価方法の適用例を示す。

セッション D2-2 (30分)

「Test.SSFを活用したソフトウェアテストリーダの人材育成」

長岡 聡 (富士ゼロックスアドバンストテクノロジー)

セッションの内容

本事例はTest.SSFを参考に実施中のテストリーダ育成活動の報告である。
新製品増加に伴いテストリーダ育成が急務となり、育成項目と水準の明確化が必要となった。
育成項目はTest.SSFを採用し、製品品質管理/テスト品質管理/スケジュール管理、等の「管理」項目の追加と各項目の水準値の設定を行なった。
半年間、このテストリーダ育成項目に基づいてOJTを中心に教育し、スキルアップした結果と課題を報告する。

セッション D2-3 (30分)

「上流設計工程における未然防止プロセスの実用化に向けて
-不具合モード発想力を高める秘訣-」

大谷 和夫 (東芝ソシオシステムズ)

セッションの内容

JaSST'12東京においてソフトウェアの未然防止プロセスを提案した。その後、実用化に向けた検討では不具合モードの発想力を高めるために4種類の手順を利用し、発想の情報源となる資料に工夫を加えたところ、適切な不具合モードが抽出できてきた。本事例ではソフトウェア設計開発に欠陥を混入させない未然防止手法と、過去の不具合情報を知識化して技術者の発想力を向上させる方法を具体的に紹介する。

E2) 初心者向けミニチュートリアル
~あたしって、ほんと初心者...。~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション E2

「旅立ちの準備」

小山 竜治 (JaSST東京実行委員会)
坂 静香 (JaSST東京実行委員会)

セッションの内容

テスト初心者という意識のある皆さんに、テストの位置づけを「地図」として紹介し、自分がどこにいるのか、どの程度知っているのかを再認識していただきます。そこから目指す(旅立つ)ところを見出し、目標に向かうための道具をいくつか簡単な演習を織り交ぜながら解説し、皆さんに針路を見つけていただくセッションです。テストの旅の準備をしてみませんか。

F2) チュートリアル1-1 : 探索的テスト入門
~知識ゼロから学ぶ探索的テスト~

1/30(水) 13:10-14:40 (90分)

セッション F2

「チュートリアル1-1 : 
直伝!The探索的テスト」

高橋 寿一 (ASTER)

セッションの内容

探索的テスト(exploratory testing)はフロリダ工科大学のCem Kaner博士によって提唱されたソフトウェアテストの生産性・効率を重視したテスト手法です。網羅性やテストケースのドキュメントを重視せず直感的や経験的手法に重きを置くテスト手法です。

日本ではあまり紹介する機会の少ない手法ですが、アメリカの多くの企業で用いられている有名な手法です。本チュートリアルではCem Kaner博士から探索的テストを直接教わった講師による探索的テストのチュートリアルです。本チュートリアルでは初心者からテストマネージャまで幅広い層をターゲットにしており、いかに探索的テストを組み立てるべきか、またいかに探索的テストで品質を確保するかを広く本テーマで扱っていきます。

A3) B3) C3) D3) E3) テクノロジーセッション

1/30(水) 15:10-16:10 (60分)

セッション A3 (60分)

NEUSOFT流のオフショア 第二章
~オフショア成功の秘訣、すべて教えます~

陳 瑞 (NEUSOFT Japan)

セッションの内容

弊社が日本企業とオフショア検証を開始して10余年。
その間に経験した数々のオフショア検証事例の中から、下記3点をご紹介します。

  • 1) オフショア成功の秘訣
    具体的なプロジェクト事例や模擬例を交えながら、成功・失敗の秘訣を紹介します。
  • 2) NEUSOFT流のオフショア
    弊社の取り組み、強みをご紹介します。
  • 3) オフショア評価バーチャルツアー
    オフィスってどんな感じなの?どんな人が評価しているの?映像を交えて、ご紹介します。

セッション B3 (60分)

富士通グループが提供するテストツールのご紹介
~時間と手間のかかるテストをラクにし、さらに信頼性も向上!~

後藤 三佳 (富士通)

セッションの内容

富士通グループが提供するテストツールを、女性若手SEのかけあいによるデモを交えながらご紹介する。一緒にテストの悩みを解決しませんか?

  • -INSTANTCOPY : 画面のテスト操作のエビデンス取得に便利
  • -JSystemCoverage : Javaのカバレッジの見える化
  • -E-SUP APTest V6 : 負荷テスト・リグレッションテスト

セッション C3 (60分)

Silk Mobileで実現する!モバイルアプリのテスト自動化

山岡 英明 (マイクロフォーカス)

セッションの内容

モバイルアプリ市場が急拡大する中、機種ごとに対応しなければならない機能テストは人海戦術に頼らざるを得ない状況が続いています。今、モバイルアプリのテストにおいて最も求められているのは、機種やOSに依存しないテスト自動化ツールです。本セッションでは2012年10月に日本でリリースしたモバイルアプリ専用テスト自動化ツール「Silk Mobile」をご紹介し、その強力な機能により、どのようにモバイルアプリの機能テストが変わるかを解説します。また、マイクロフォーカスがテストツール「Silk」製品シリーズで提供する総合的なテストソリューションと、その活用事例もご紹介します。

セッション D3-1 (30分)

コンサルタントが語るDBシステムのテストの現場

大塚 信男 (日本オラクル)

セッションの内容

今日、企業システムの多くは、DB(RDBMS)を使用して構築されています。 サービスイン後のシステムを安定稼働させるためには、DBの特性を意識した、適切なテスト計画と実施が欠かせません。
このセッションでは、サービスイン後にDB起因の性能トラブルなどが発生する原因となる、テスト漏れや、テストの実施方法・結果分析の問題点について、現場の経験からお話し、よりよいテストの実施に向けて提言を行います。

セッション D3-2 (15分)

マルチコア・マルチスレッド環境での静的解析ツールの応用
(米GrammaTech社CodeSonarによるスレッド間のデータ競合の検出)

牧田 宏史 (エーアイコーポレーション)

セッションの内容

マルチコア・マルチスレッド対応は、省電力対策やパフォーマンス向上で避けて通ることができない状況である。しかし、複数スレッド間で発生するデータ競合などの問題は、不具合の発生した個所から直接、原因を発見することは難しい。本講演では、静的解析ツール(CodeSonar)のスレッド間のデータ競合、ロックの漏れの検出機能による、開発の早い段階での不具合摘出を紹介する。

セッション E3-1 (15分)

Remote TestKitを利用した、開発とデバッグについて

角田 和也 (NTTレゾナント)

セッションの内容

開発者向けポータルサイトDevelopers AppKitBoxで提供しているRemote TestKitをご紹介させて頂きます。Remote TestKitは、クラウドを経由して接続されたAndroid 端末実機を時間貸しする、Androidのリモート実機検証サービスです。サービスのデモと合わせて、本サービスを使ったデバッグと開発方法を紹介させて頂きます。

セッション E3-2 (15分)

テスト項目数を大幅に削減する「組合せテスト」の効果的活用方法

石原 一宏 (バルテス)

セッションの内容

ソフトウェアテストでは、入力値や条件などを組み合わせてテストケースを作成すると、テスト項目数は膨大になる。All-Pairs法は効果的にテスト項目を削減する技法であるがその適用に当たっては、基本となるノウハウが必要となる。本発表では、All-Pairs法を用いたテストの考え方の基本と戦略、最新のツールの紹介などを行い、効果的な組合せテストについて考察する。

F3) チュートリアル1-2 : Wモデル実践
~人生がときめくテスト前倒しの魔法~

1/30(水) 15:00-16:30 (90分)

セッション F3

「チュートリアル1-2 : 
Wモデル導入の手引き」

秋山 浩一 (富士ゼロックス)
鈴木 三紀夫 (MRTコンサルティング)
西 康晴 (電気通信大学)
吉澤 智美 (日本電気)

セッションの内容

要求・設計・コードの品質向上、手戻りを減らすための手段の一つとして、テスト設計の前倒しによりV字の左側の質をあげるWモデルという開発プロセスモデルが注目を浴びています。
しかしながら、具体的に導入しようとすると単なる仕様書レビューとなってしまうケースが散見されます。

そこで、本チュートリアルでは、Wモデルを取り入れている先進的企業の活動内容のポイントの紹介と、Wモデルを自組織に導入する時のHow toについて解説します。要求・設計・プログラミング工程にテスト設計の知見の何をどのようにフィードバックすればよいのか、その導入ステップはどうしたらよいかについて、その勘所を解説します。

A4) テスト設計技術
~でっかいなぁ、東京テスト設計技術ツリー~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション A4-1 (30分)

「グレーボックステストによる効果的な品質確保の取り組み
-無駄なテストを排除し、影響範囲に焦点をあてた、テスト設計技法の紹介-」

田中 桂三 (オムロン)

セッションの内容

大規模ソフトウェアの派生開発プロジェクトでは、設計グループとテストグループが独立した体制が多い。その状況のもと、テスタは全機能を網羅したテストを実施するため、多大な工数と期間を費やしている。また複数条件で発生する不具合の発見が困難という問題がある。
本解決策として、UMLを活用したグレーボックステストを導入することで、無駄なテストを排除し、影響箇所に焦点をあてたテストを実施した。これにより短期間での不具合発見が実現できた。本論文では、グレーボックステスト導入時の課題と解決策、および効果と今後の展開について紹介する。

セッション A4-2 (30分)

「見通しのよいテストの段階的詳細化の手法
-テストの網羅性確保の提案-」

吉岡 克浩 (三菱電機)

セッションの内容

段階的にテストを詳細化する「テスト開発プロセス」を構築した。テストの網羅性向上のためにマトリクス形式を導入したが、テストケースのばらつきや成果物が巨大化し作業性が悪化する課題があった。そこで、モデル化したテスト対象とテスト目的の組合せでテストアーキテクチャを決定し、組合せ毎にテストを詳細化する手法を作成した。手法の適用により、テスト密度向上と作業効率化を両立し、テストケースのばらつきを抑制した。

セッション A4-3 (30分)

「評価補助ツール開発によるコードカバレッジ測定の導入と不具合防止に向けた取り組み
-開発エンジニアによる継続的開発・評価のための仕組み造り-」

大畠 悠介 (ワークスアプリケーションズ)

セッションの内容

WEB製品開発の現場では、コードカバレッジの利用を試みながら、

  • IE/FFなどのブラウザを対象としたJavaScriptカバレッジツールがない
  • 利用基準が曖昧で、一度始めても継続できない
  • 結果の利用方法がよく分からない

などの問題にぶつかり、上手くいっていないことが多いのではないでしょうか。
これらの問題解決のために、オープンソースをベースに評価補助ツールを開発し、不具合数削減に貢献しました。ツール開発・導入と運用をご紹介します。

B4) SSFに基づくテスト技術スキルフレームワーク:Test.SSF
~スキルがッ、アガるまで、努力するのをやめないッ!~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション B4

「Test.SSF スキル基準及びキャリア基準解説」

佐々木 方規 (IVIA)
辰巳 敬三 (ASTER)
渡辺 登 (アフレル)

セッションの内容

テストエンジニアとして必要なスキルを表現するとどのような形になるでしょうか?
また、キャリアを積んでいくための道のりはどのように示されるのでしょうか?
ASTER(NPO法人 ソフトウェアテスト技術振興協会)およびIVIA(一般社団法人 IT検証産業協会)は、ソフトウェアテストを行う上で真に必要なスキルとは何かを分析、テストスキル基準(Test.SSF)として開発し、2011年8月にβ版を公開しました。
この度、正式版の発行に伴い、キャリア基準β版も公開しました。
本セッションでは、Test.SSFの概要を示すと共に、各基準の解説を行います。

C4) 不具合情報の活用
~パターン青、バグですっ!~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション C4

「過失に着目した欠陥のモデリング
~バグ分析はなぜうまく行かないのか?~」

細川 宣啓 (日本IBM)
西 康晴 (電気通信大学)
嬉野 綾 (ワークスアプリケーションズ)
野中 誠 (東洋大学)
原 佑貴子 (日本IBM)

セッションの内容

欠陥を分類・分析し、再発防止策を検討しても、「スキル不足」「設計不良」といった原因究明、「チェックリスト化する」「テストケースに載せる」などの対策で終わり、効果を実感できていないことが多いのではないでしょうか?
Project Fabreでは、欠陥を過失因子や増幅因子等の要因に分け、欠陥の構造を明らかにしています。バグ前提社会において、異なる開発環境でも水平展開可能で効果的なバグ分析をご紹介します。

D4) テストのグローバルソーシング
~フラット化した世界でのサバイバルに勝つために~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション D4

「プロジェクト成功のために世界ではどうテストをしているのか」
経営者が語る! グローバルソーシングパネル

モデレータ : 
湯本剛  (ASTER)

パネリスト : 
丹下大  (SHIFT)
竹内 友章  (コグニザントジャパン)
鄭 雅敏  (NEUSOFT Japan)
増田 聡  (ASTER)

セッションの内容

今、世界では、単なるオフショアリングでもなくアウトソーシングでもない、「グローバルソーシング」という形態が主流になってきています。適切なところへ適切な人材をアサインし、コストダウンだけではなく、プロジェクトの成功に寄与するテストベンダーとはどうあるべきか?日本と中国とインドのテストベンダーの経営者が熱く意見を戦わせます!乞うご期待!

E4) エンターテイメントとテスト
~俺達は、こんな遊び心地を…強いられているんだ!~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション E4

「JaSST-CEDECコラボセッション」

CEDEC2011 より
「Kinect 専用フリーローミング型ゲームを題材に、ジェスチャ認識をゲームに取り入れる時に考えること」

三宅 俊輔  (セガ)

CEDEC2012 より
「~ユーザーを見たゲームデザイン手法~
 シンプルさと多機能の最高のバランスを求めて(ユーザーテストとその反映)」

南治 一徳  (ビサイド)

セッションの内容

本セッションはJaSST 東京で恒例となりました、CEDEC(http://cedec.cesa.or.jp/2013/)とのコラボレーション企画です。今年は過去のCEDEC のプログラムからユーザビリティの観点でのテストについて好評を博した2 つのセッションの再演を行います。どうぞお楽しみに!

F4) チュートリアル1-3 : 
モデルベースドテスト入門
~桐島、Excel埋めるのやめるってよ~

1/30(水) 16:50-18:20 (90分)

セッション F4

「チュートリアル1-3 : 
グラフを用いたModel-Based Testingの基礎」

高木 智彦  (香川大学)

セッションの内容

Model-Based Testingは、形式的モデルに基づいてテストケースを体系的に生成する手法であり、近年注目されています。本チュートリアルでは、最も単純な形式的モデルのひとつであるグラフを用いて、テスト対象ソフトウェアの期待される振舞いを記述し、網羅基準を満たすテストケースを生成する方法の基礎について理解することを目的とします。想定される受講者は、Model-Based Testing の基礎的な概念や理論について知りたいという方々です。

A5) テスト設計コンテスト
~目指せ霊長類最強テストエンジニア~

1/31(木) 9:00-11:30 (150分)

セッション A5

「テスト設計コンテスト'13 本選決勝大会
~目指せ、霊長類最強テストエンジニア~」

(テスト設計コンテスト運営委員会)

セッションの内容

遂に3回目を迎えるテスト設計コンテスト!今回は前回より大幅にパワーアップし、北海道、東京、東海、関西、書類選考に分けて全国で予選を行いました。
本セッションとなる本選決勝では、予選/本選書類審査を勝ち抜いたチームに前回優勝チームが加わり、全国選り抜きのテスト設計猛者たちによるバトルを繰り広げます。
また、予選通過チームの設計成果物は会場内で公開展示しています。是非お立ち寄りください!

【テスト設計コンテスト詳細こちら】「ASTER-テスト設計コンテスト」
http://aster.or.jp/business/contest.html

B5) エンタープライズシステムに対するテスト
~エンタープライズ・テスト・ルネッサンス~

1/31(木) 10:00-11:30 (90分)

セッション B5

「エンタープライズシステムに関するテストの取り組み」

増田 聡 (日本IBM)
中野 直樹 (マルチパラダイムシステムズ)
湯本 剛 (日本HP)
岩田 真治 (NTTデータ)
鈴木 一裕 (STE研究交流会)

セッションの内容

2012年にNPO法人ASTERはSTE(Software Testing for Enterprise systems)研究交流会を立ち上げました。エンタープライズシステムにおいてはソフトウェアテストの認知度は今一歩という認識のもと、エンタープライズシステム向けのソフトウェアテストの振興およびマーケットの創出に貢献するため取り組んでいます。今回のJaSSTセッションでは、その取り組みの紹介を中心に、エンタープライズシステムに関するテストをディスカッションします。
対象とする主な領域は、製造、金融、医療、官公庁、社会インフラなどの組織が利用する業務システムにおけるソフトウェアテストです。

C5) 障害分析技術
~品質メトリクスのウソ?ホント?~

1/31(木) 10:00-11:30 (90分)

セッション C5-1 (30分)

「データベースメトリックスの活用
-システム内部品質の向上に向けて-」

蔭山 泰之 (日本IBM)

セッションの内容

外部からは見えにくいアプリケーションシステムの内部品質を上げるために、プログラムのメトリックスを評価してリファクタリングなどに活用したりするが、システム全体として見れば、むしろ各プログラムが共通にアクセスするデータベースのメトリックスも重要になる。本事例発表では、データベースの内部品質を表わすメトリックスを客観的な数値として取得し、これを評価して内部品質の維持・向上に役立てる方法について報告する。

セッション C5-2 (30分)

「品質状況の可視化
-品質状況の有効な見せ方と品質分析を阻害する要因の考察-」

奥村 慎 (アイエックス・ナレッジ)

セッションの内容

弊社では、テスト工程を請負い品質状況を分析・評価する、第三者検証サービス提供している。殊に、品質課題は、早期に摘出し対策を講じることが重要である。
最近 請負った総合テストでも、多くの品質課題に直面することになった。「原因はどこにあるか?」「このままではどうなってしまうのか?」「どこから手をつければいいのか?」と、品質状況を捉えることが困難になってしまった状況下で、弊社は、層別解析や推移予測、信頼度成長曲線などを駆使して品質状況を示し、関係者に協力を要請してきた。
当発表では、品質状況の可視化にあたり工夫してきた点と、それを阻害する要因についてご紹介する。

セッション C5-3 (30分)

「なぜバグ曲線は収束するのか
~Microsoft Excelを使って考えてみる~」

丹羽 岳雄 (日本総合研究所)

セッションの内容

バグ曲線・・・。その収束判定方法や、新しい信頼度成長モデルの提案、適切なモデルの選択方法については多く議論されている。しかし、その収束理由についてはあまり議論されているようには思われない。本セッションでは、バグ曲線の収束理由について、プログラムの構造とテストケースの成り立ちに起因する必然的な理由と、テスト実施者が恣意的に定めるテストケース実施順に起因する理由の2つを提案し考察する。

D5) テスト実装技術
~ワイルドなテストケースだろぉ?~

1/31(木) 10:00-11:30 (90分)

セッション D5-1 (30分)

「テストケースの問題箇所を特定する手法」

吉川 努 (ベリサーブ)

セッションの内容

テスト実行工程で発見した不具合を分析すると、テストケースに記載されている確認内容ではなくテスト実行者の気づきによって発見されている不具合が多い。より品質の高いテストケースに改善していくためには、テストケースのどこに問題があったのかを特定する必要がある。本発表では、テストケースの問題箇所を特定するための調査手法についての事例を紹介する。

セッション D5-2 (30分)

「自動テスト×クラウド=手動8400時間分の回帰テスト15万件
-適用→実行→フィードバックを1日で完了せよ-」

井川 尚也 (ワークスアプリケーションズ)

セッションの内容

パブリッククラウドを活用し、一人で350台を管理して膨大な回帰テストを並列実行しています。クラウドで大規模テストを並列実行できるのは当たり前です。しかしながら、テスト環境を安易に構築すれば、メンテナンスコストは増す一方です。1000台、さらに∞(無限台)の想定でも一人での運用を可能にし、メンテナンスコストを最小限に抑える為のクラウド設計、環境構築から自動テスト実行・結果確認のノウハウをご紹介致します。

セッション D5-3 (30分)

「増え続けるテストケース・テスト環境において許されない不具合をどう永続的に防ぐか?
-配属直後に課せられた会計製品の金額保証の取り組みにおける工夫ポイント-」

梶田 豊揮 (ワークスアプリケーションズ)

セッションの内容

会計ソフトの品質管理担当者として、配属初期に幾つかの問題に直面しました。

  • テスト観点が漏れており、不具合を未然に発見できなかった
  • テストパターンに優先順位を上手くつけられず、時間切れになってしまった
  • 一度固めた金額が半年後の出荷時に変わってしまった

これらのテスト設計における課題に対し、どのように取り組んで解決していったか、サンプル事例をもとにご紹介致します。

E5) ライトニングトークス
~みかまま式、必ずウケるロングブレス・ライトニングトークス~

1/31(木) 10:00-11:30 (90分)

セッション E5

「ライトニングトークス」

司会:
中山 裕貴 (JaSST東京実行委員会)

ドラ担当:
大月 美佳 (佐賀大学)

セッションの内容

今年もやりますライトニングトークス!5分間の真剣勝負。
まだまとまってないアイデア、ちょっとした小技、ノウハウ、そんなアウトプットを大募集。
論文のような堅苦しいのはちょっと辛いけどみんなに聞いて欲しい小ネタがある、旅先でふと気づいたテスト・品質への思い、各地でのコミュニティ活動報告なんてものでもOKです。
あくまでも「トーク」なので、好きなことを語ってください、歌ってください。
条件はひとつ、テストや品質がテーマになっていることだけです。
ウケ狙いのネタが楽しいのも、ライトニングトークスならではの魅力です。

また、発表者に感想を伝えるのも大事なアウトプットの一つです。
そこで、ミニディスカッションでLTの感想やあなたの思いを直接アウトプットしてみませんか。

みなさんのご参加をお待ちしています!

【構成】

  • 1.セッションおよびLTの説明
  • 2.LT発表
  • 3.ミニディスカッション

【応募方法】

  • 募集人数:10人(先着順)
  • 応募〆切:1月23日(水)
  • 連絡先: jasstlt@gmail.com (申し込み先、お問合せ先)
  • 申込方法:お名前、ご所属、タイトル、概要(250文字以内)を上記へメールしてください。
  • その他:JaSST'13 Tokyoへの参加が必須となります。

F5) チュートリアル2

1/31(木) 10:00-12:50 (170分)

セッション F5

「チュートリアル2 : 
Management Issues in Test Automation
テスト自動化におけるマネジメントの課題」

Dorothy Graham (Software Testing Consultant)

※逐次通訳

セッションの内容

Many organizations never achieve the significant benefits that are promised from automated test execution tools. Surprisingly often, this is not due to technical factors but to management issues. How does automation affect staffing? Who should be responsible for what tasks in automation? How can managers best support automation effort for success? How important is Return on Investment (ROI) for automation? What key technical issues could make or break the automation? In this half-day tutorial, Dot describes the most important management issues that you should address for test automation success, and helps you understand and choose the best approaches for your organization?no matter which automation tools you use, or your current state of automation. Delegates come away with a proposed set of automation objectives and measures, and a draft test automation strategy that they can use to plan or improve their own automation.

テスト自動化ツールを導入してみたものの、多くの組織が約束された恩恵を未だ受けられずにいます。しばしば驚かされるのは、その原因が、技術的な要素ではなく、マネジメントの問題にあるということです。自動化の導入によって、人員配置にどのような影響があるのか?自動化のどのタスクを誰が責任を持つべきなのか?成功に導くため、マネジャーはどのように現場をサポートすれば良いのか?自動化への投資収益率(ROI)はどの程度重要なのか?自動化を成功/失敗に導く技術的な課題は何なのか?

本チュートリアルでは、テスト自動化の成功に向けて取り組むべきマネジメントの課題を取り上げ、ツールの種類や自動化の状況にかかわらず、組織に最適なアプローチの理解と選択について考えます。チュートリアル参加者は、自動化の目的、指標やテスト自動化への戦略案など、各現場での自動化に関する計画や改善に役立つアイデアをお持ち帰りいただけます。

A6) B6) C6) D6) テクノロジーセッション

1/31(木) 11:50-12:50 (60分)

セッション A6 (60分)

テスティングのグローバル最新事情

竹内 友章 (コグニザントジャパン)
ケタキ・パッディーエ (コグニザントジャパン)

セッションの内容

コグニザントは15万人規模の社員でグローバルにサービスを提供している。中でもテスティング部門は世界最大規模の22,000人以上の専門スタッフを擁してテスティング・サービスを提供してきた。これを支えるデリバリ・モデルおよびスケールについてご紹介するとともに、現在テスティングの世界において変革しつつあるパラダイム・シフトを解説し、今後到来するビジネスモデルに対応した新しいテスティングの在り方をご紹介する。

セッション B6 (60分)

たった2年でテスト業界に革命を興したSHIFTの裏側

小林 元也 (SHIFT)

セッションの内容

製造業からソフトウェア業界に移り、品質保証の現場の立ち遅れを感じる。 それから2年。メンバーは30倍に増え、今も増え続けています。 製造業で培ったノウハウをどのように利用し、業務知識が無い中で、 どうしてエンタープライズ系テストができるようになったのか。 そして、テストから得られる情報をいかに整理し、価値のある情報に変え プロフィットを生むように出来るのか。 SHIFTのこれまでとこれからを紹介します。

セッション C6 (60分)

DevOpsの傾向と対策:
リリースサイクル加速に貢献する品質管理のためのプロセスとデータの活用

桑本 謙介 (日本HP)

セッションの内容

特定業務をIT化した時代が変わり、ビジネス側の要求から情報システムのサービス化が進んでいる。これはアーキテクチャの変更を意味しそれにあった開発や運用の手法を考えて行かなくてはならないことを意味する。
ここではサービス化が進む背景を振り返り、俯瞰的な視点からライフサイクル全体にわたる具体的に収集可能なKPIを考察し、サービスモデルでの業務側の要求把握から運用までのプロセスをHP社の事例を交えて紹介する。

セッション D6-1 (15分)

自動車機能安全規格ツール認証取得 単体テストツール カバレッジマスターのご紹介

北澤 直 (ガイオ・テクノロジー)

セッションの内容

組込み向けC/C++単体テスト自動化ツール「カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル」は、製品に搭載する「実コード」を使用して、関数入出力テスト、カバレッジ計測が可能な単体テストツールである。自動車制御ソフト開発の分野では、最も導入数の多いツールとなった。2012/6には、ドイツTUV SUDより、自動車機能安全ISO26262のツール認証を取得している。このセッションでは、ツールの概要と、機能安全関連の導入実績について解説する。

セッション D6-2 (15分)

テストツール導入時のチェックポイント

東 大輔 (日本ノーベル)

セッションの内容

Android端末・アプリ向けのテスト自動化ツール Quality Commander for Androidの新機能と、タッチパネルそのものの直線性を評価するためのシステムをご紹介します。また、テストツール導入時に立ちはだかる障壁とその対策について、導入事例を交えてご紹介します。

A7) 招待講演

1/31(木) 14:20-15:50 (90分)

セッション A7

「ソフトウェア・テスティングについて
-無形労働の視点から-」

写真:岸田 孝一氏

岸田 孝一 (SRA)

セッションの内容

これまで、ソフトウェア・テスティングは、もっぱら与えられた仕様との整合性を中心に議論されてきた。いいかえれば、モノとしてのソフトウェアの品質を向上させるという「プロダクト指向」のアプローチであった。しかし、ソフトウェアの価値は、プロダクトのカタチではなく、そこに内包されたカタチのない情報や文化がどれだけ豊富であるかによって評価される。その意味で、ソフトウェア開発という仕事は、ファッション産業や映像・音楽製作と同じような無形労働(Immaterial Labor)の一種である。
われわれが扱うほとんどのソフトウェアは、現実世界におけるアプリケーションのプロセスを支援する道具として作られるが、現実はたえず変化し続けるので、それにどう適応できるかという「プロセス指向」の考え方が重要になってくる。現実世界は無限の要素から構成されているが、仕様はどんなに精密に記述したとしても有限のページ数しかない。つまり、与えられた仕様は最初から不完全なのであり、それとの整合 性だけを考えるだけでは十分とはいえないのである。

講師プロフィール

1936年東京生まれ。
東京大学理学部物理学科天文学課程中退。
1967年にソフトウェア・ハウスSRA を設立、現在同社最高顧問。
日本Unixユーザ会、ソフトウェア技術者協会、ソフトウェア・メインテナンス研究会、日本SPIコンソーシアムなどのボランティア団体の設立・運営に尽力。
1970年代末からICSE(ソフトウェア工学国際会議)の活動に参加、プログラム委員長(1987)、基調講演者(1988)を務めた。2000年、ACM-SIGSOFT から Distinguished Service Award を受賞。

A8) クロージングパネル

1/31(木) 16:00-17:40 (100分)

セッション A8

「エンジニアリングの本質
~人月、自動化、無形労働~」

モデレータ:
板倉 稔 (イネーブル・ツリー)

パネリスト:
Dorothy Graham (Software Testing Consultant)
岸田 孝一 (SRA)
榊原 彰 (日本IBM)
西 康晴 (電気通信大学)

セッションの内容

現場で働くテストエンジニアが持つべき、技術者としての矜持とはなんでしょうか?
現場のエンジニアが本当に今考えるべきことは「どうやってテストするか」ではなく、改めて「ソフトウェアテストのエンジニアリングとは何か」につ いて本質を捉えることではないでしょうか。
もし我々が、エンジニアリングの本質を正しく捉えているとするならば、なぜ同じような問題が繰り返し発生しているのでしょうか。また、なぜ、90%ものエンジニアが「直近の参加プロジェクトが失敗」したと感じるのでしょうか。
今回、JaSST '13 Tokyo に集うワールドワイドに活躍しているエキスパートたちに、「エンジニアリングの本質」について語り合って頂きます。
そのヒントに耳を傾け、 ソフトウェアテストをとらえ直すことで、エンジニアとしての生き方をもう一度考えてみませんか。

A9) クロージングセッション

1/31(木) 17:40-18:00 (20分)

セッション A9

 クロージングセッション

(JaSST東京実行委員会)

ネットワークランチサービス & 展示ブースツアー

1/30(水) 11:40-13:10 (90分)
1/31(木) 12:50-14:20 (90分)

 

 ネットワークランチサービス & 展示ブースツアー

<ネットワークランチサービス> (事前申込制)

美味しい雅叙園のお弁当を販売し会場にてお召し上がり頂ける「ネットワークランチサービス」を今年も実施します。是非、昼食時のコミュニケーションの場としてもご活用ください。なお、お弁当は事前申込となっております。 (参加申込時にお申し込みください)

<展示ブースツアー> (ネットワークランチサービス参加者限定 先着順)

昨年も実施し、ランチ開始とともにすぐに定員いっぱいとなり大好評だった「展示ブースツアー」。ネットワークランチサービスに申し込まれた方限定で展示ブースを回るツアーを今年も実施します。JaSST実行委員がツアーガイドとなり、ランチを食べながら興味ある内容を語り合った後、展示ブースめぐりにでかけましょう。
JaSSTではご協力いただいているスポンサー企業さんに、我々テストエンジニアが現場で役立つツールやサービスを展示していただいています。展示ブースに興味はあるけど、なかなか行きにくいという方。 参加者や実行委員とテストツールやサービスの話をしてみたいという方。展示ブースツアーに参加してみませんか?
展示ブースツアーへの参加は、当日昼食会場で先着順に受付いたします。興味がある方はお早めに食事会場へ!

情報交換会(登録者のみ)

1/30(水) 18:40~

 

情報交換会(登録者のみ)

セッションの内容

恒例となりましたJaSST東京初日終了後に行われる情報交換会。今年も賑やかに開催します。今日一日、各セッションで得られた情報や気付きを参加者みなさんで自由に交換しましょう。セッション講師の方々やJaSST実行委員も参加します(都合により参加されない方もいらっしゃいます。ご了承下さい)。名刺をたくさんお持ちください。
実行委員によるお楽しみ企画も計画中です。今年は何が飛び出すか?!普段とはまた一つ異なった交流をお楽しみください。

■お知らせ

情報交換会はWebサイトからの事前登録制となっています。
また、例年と異なり、今回の情報交換会会場は、3階フロアの「シリウス」となります。各セッション会場(2階)より、1つ上のフロアとなりますのでご注意ください。