JaSST'21 Tokyo-セッション概要

JaSST
JaSST'21 Tokyo

JaSST'21 Tokyo セッション概要

※こちらで公開している内容はプログラム情報の一部となります。
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A0) オープニングセッション

3/15(月) 9:45-10:00 (15分)Track01~Track03

セッション A0

オープニングセッション

(JaSST Tokyo 実行委員会)

A1)基調講演

3/15(月) 10:00-11:40 (100分)
Track01(⽇本語同時通訳あり),Track02(⽇本語同時通訳なし)

セッション A1

「Being Agile about Architecture」

Joseph W. Yoder (Refactory CEO)

セッションの内容

Being Agile, with its attention to extensive testing, frequent integration, and focusing on important product features, has proven invaluable to many software teams. However, when building complex systems, it can be all too easy to focus on features and overlook software qualities, specifically those related to the architecture. Some believe that by simply following Agile practices — starting as fast as possible, keeping code clean, and having lots of tests — a good architecture will magically emerge. While an architecture will emerge, if there is not enough attention paid to it and the code, technical debt and design problems will creep in until it becomes muddy, making it hard to deliver new features quickly and reliably.

It is essential to have a sustainable architecture that can evolve through the project life-cycle. Sustainable architecture requires ongoing attention, especially when there are evolving priorities, lots of technical risk, and many dependencies. This talk presents a set of patterns that focus on practices for creating and evolving a software architecture while remaining Agile. These practices include a set of tools that allow teams to define "enough" architecture at the beginning of the project and to manage the state and the evolution of the architecture as the project evolves.

広範囲なテストをしたり、頻繁にソフトウェアを統合したり、製品の重要な機能に焦点を当てることがアジャイルチームにとって非常に重要であることが証明されています。ただ、大規模で複雑なシステム開発の現場において、機能開発に集中するあまり、特にアーキテクチャに関連するものはよく見落とされます。できるだけ早く開始し、コードをクリーンに保ち、多くのテストを行う等アジャイルのプラクティスを単純に守ることで、優れたアーキテクチャが魔法のように現れると信じている人がいますが、しかし現実は違います。例えばコードに十分な注意が払われない場合、技術的負債や設計上の問題が大量に発生し、新しい機能を迅速かつ確実にデリバリーすることを妨げます。
アーキテクチャはプロジェクトのライフサイクルを通じて進化し、持続可能であることが不可欠です。持続可能なアーキテクチャには、特に多くの優先順位の変更や技術的リスクや依存関係がある場合、継続的に注意が必要でしょう。
この講演では、アジャイルのままでソフトウェアアーキテクチャを進化させるためのプラクティスに焦点を当てたパターンを紹介します。チームがプロジェクトの開始時に「十分な」アーキテクチャを定義し、プロジェクトの進化に応じてアーキテクチャの状態と進化を管理できるツールや方法等が含まれます。

講師プロフィール
写真:Joseph W. Yoder 氏

Joseph W. Yoder (Refactory CEO)

Joseph (Joe) Yoder (agilist, computer scientist, speaker, and pattern author) is the founder and principal of The Refactory, a company focused on software architecture, design, implementation, consulting, and mentoring on all facets of software development. Joe is also the president of The Hillside Group, a non-profit dedicated to improving the quality of life of everyone who uses, builds, and encounters software systems. Joe has presented many tutorials and talks, arranged workshops, given keynotes, and helped organize leading international agile and technical conferences. He is best known as an author of the Big Ball of Mud pattern, which illuminates many fallacies in software architecture. Joe teaches and mentors developers on Agile and lean practices, architecture, building flexible systems, clean design, patterns, refactoring, and testing. Recently Joe has been working with organizations and thought leaders on the best practices for including quality aspects throughout the complete software life-cycle. Joe thinks software is still too hard to change and wants to do something about this. He believes using good practices (patterns), putting the ability to change software into the hands of the people with the knowledge to change it, and bringing the business side closer to the development process helps solve this problem.

A2) テクノロジーセッション

3/15(月) 12:30-13:00 (30分)Track01

セッション A2

「アジャイル・DevOps時代のテストと品質保証
輝く未来を抱きしめて!技術やツールが変えてしまうこと、変えられないこと」

藤原 大(mabl Japan)

セッションの内容

私は約10年アジャイルコーチとして活動してきましたが、最近は様々な企業からのテストや品質の相談が増えてきました。一部の課題はmablのようなAIによるテスト自動化クラウドサービスで解決できますが、全てが解決できるわけではありません。
このセッションではさまざまな現場の改善経験を元に「アジャイル・DevOps時代のテストと品質保証」について新しい技術やサービスが何をどう変えていくかを議論していきます。

B2) テクノロジーセッション

3/15(月) 12:30-13:00 (30分)Track02

セッション B2

「JSTQB AL テスト自動化エンジニア
シラバスの概要&見どころ!」

江添 智之(バルテス / JSTQB AL テスト自動化エンジニア 日本語翻訳ワーキンググループ)

セッションの内容

「JSTQB テスト技術者資格制度 Advanced Level テスト自動化エンジニア」(以下JSTQB AL TAE)のシラバスが公開されました。テスト自動化に詳しい方にも、そうでない方にも役に立つ情報が掲載されたものとなっています。本セッションでは、JSTQB AL TAEシラバスの概要とポイント、使いどころなどを紹介いたします。

C2) テクノロジーセッション

3/15(月) 12:30-13:00 (30分)Track03

セッション C2

「CI/CDパイプラインにおけるテストレベル」

武井 眞人(テクバン)

セッションの内容

テスト計画であらかじめ定義したテストレベルが、プロジェクト内で狙ったような効果を発揮しない事象が多く見受けられます。原因をテストスキル不足やテストリテラシーの低さに求めてしまいがちですが、他にも理由が存在するかもしれません。本セッションでは、CI/CDパイプラインの観点からテストレベルを考えることでそれらの課題を解決するためのヒントを、実例を交えながらご紹介いたします。

D2-1) テクノロジーセッション

3/15(月) 12:30-12:45 (15分)Track04

セッション D2-1

「ソフトウェア品質向上のために重要な3つの原則」

喜田 由伎於(ベクター・ジャパン)

セッションの内容

組み込み開発では、年々ソフトウェアの重要性が高くなってきています。市場要求などにより、開発スピードを上げながら、コストも抑える必要があります。一方で、品質も維持しなければなりませんが、これら3つを同時に実現することは困難です。本講演では、ソフトウェアの品質を最大化するための3つの実用的な原則を紹介します。そして、これらを実現する弊社単体テスト自動化ツール、VectorCASTをご紹介をします。

D2-2) テクノロジーセッション

3/15(月) 12:45-13:00 (15分)Track04

セッション D2-2

「急成長プロダクトで私が体験した、QAチーム立ち上げの裏バナシ」

金子 なづき(hey)
永嶋 広樹(hey)

セッションの内容

皆さんは、QA業務の傍、毎日様々な課題に取り組んでいるかと思います。なんなら、QA業務そのものよりも周辺の課題の方が大きいのでは思うこともあるくらいです。世の中には素晴らしいナレッジが溢れていると思いますが、目の前には些細な、それでいて頭を悩ませる泥臭い課題も沢山あると思います。一人目のQA社員としてジョインした金子が、急成長する組織で体験した課題と、どう乗り越えたのかというお話をします。

A3-1)論文セッション

3/15(月) 13:10-13:55 (45分)Track01

セッション A3-1

「Excel方眼紙を廃し,仕様書のレビュー効率・品質を向上した事例」

熊川 一平(NTTデータ)

セッションの内容

近年のソフトウェア開発では、ソースコードを修正する際、GitLabやGithub上で修正前後の差分を取得し、効率よくレビューが行われる。
一方、設計書などのドキュメントはExcelなどで作成されることが多く、それらの多くはバイナリファイルであるため、ソースコードのように差分が取得しづらく、上記のように効率よくレビューできない。
私たちはソフトウェア開発におけるドキュメントもプレインテキスト形式にすることで、Git上での管理を容易にし、開発効率を高めることを検討し、実践した。
本発表では、皆様からのフィードバックの獲得や、日本のソフトウェア開発現場の改善を目指し、検討の内容や、検証した結果を公表する。

A3-2)論文セッション

3/15(月) 13:55-14:40 (45分)Track01

セッション A3-2

「組込みシステムにおけるロバスト性の検証を目的とした テストケース設計手法の提案」

小口 一浩(宇宙航空研究開発機構(JAXA))

セッションの内容

組込みシステムに対するロバスト性を検証するためのテスト設計では、
①高負荷タスク、②タスクを操作するインターフェース、③動作するハードウエア装置
に係る各制約の組合せが考慮される。しかしながら、外部インタフェースと操作シーケンスの膨大な組合せの中から発生し得るテスト条件を識別し、組合せ爆発を防ぐ必要がある。
本報告では過去の欠陥情報を活かしテスト条件を識別する手法を提案し、実際の製品への適用効果を示す。

B3)一般公募セッション

3/15(月) 13:10-14:40 (90分)Track02

セッション B3

「テストコードの注入から始めるレガシーコードのリファクタリング」

風間 裕也(ビズリーチ)

セッションの内容

近年、テスト駆動開発(以下、TDD)を学ぶ手段が増えています。
様々な機会でTDDを学び始めた人が、現場でぶつかる壁の一つは「レガシーコードなのでTDDが使えない」です。
「レガシーコードをリファクタリングしたいけど、リファクタリングするためのテストコードがない」「テストコードを書きたいけど、レガシーコードなのでテストコードが書きづらい」というジレンマに陥りがちです。
また、レガシーコードのリファクタリングの書籍の多くは、テストコードの大切さを説いている一方で、肝心のテストコードはあまり記述されないことが多いです。
そこで本講演では、テストコードを少しずつ注入していきながらレガシーコードに立ち向かう方法を、ライブコーディング形式でお伝えします。

◆題材(予定)
▽要件仕様書
https://github.com/emilybache/GildedRose-Refactoring-Kata/blob/master/GildedRoseRequirements_jp.md
▽リファクタリング前のコード
https://github.com/emilybache/GildedRose-Refactoring-Kata/blob/master/Java/src/main/java/com/gildedrose/GildedRose.java

C3)企画セッション

3/15(月) 13:10-14:40 (90分)Track03

セッション C3

「Test Automation for Non Deterministic Console Games × Test Automation Improvement by Machine Learning × Machine Learning QA Patterns Square Enix Rakuten Tier IV」

Gravot Fabien(Square Enix)
Sadaaki Emura(Rakuten)
Yusuke Shibui(Tier IV)

セッションの内容

Test Automation for Console Games
The Game industry is always developing new games with more and more content and with tighter schedule. Especially console games have a tendency to push the limits of the hardware, have very large content and several game mechanisms (or mini-games).Moreover those games often try to support several platforms. During the production, it is not unusual to have several game update per day to test for game targeting 40 hoursof non-linear game play. Due to that Quality Insurance cost have increased exponentially in recent years. It is then important to let the Quality Insurance focus on the most important part of their work and have tools to automatize their workflow.We will present one of this tool, a game replay system which can cope with the dynamic nature of the game. We will show how it can be integrated to test regression and the kind of bug that can be found. We will also present an exploration system build upon it to look for defect outside of this replay path. We will then shortly present the problematic of bug automatic classification and possible improvement to extend the applicable area of this work.

D3)企画セッション

3/15(月) 13:10-14:40 (90分)Track04

セッション D3

「カスタマーサポートエンジニアの品質貢献」

モデレータ:
 城風 智(KIOXIA)

パネリスト:
 加藤 敏之(LINE Fukuoka)
 齋藤 由佳(Autify)
 田向 祐介(ヴェルク)
 山田 恭平(日本マイクロソフト)

セッションの内容

カスタマーサポートエンジニアと聞いて、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?「コールセンター」や、「ただ電話を受けるだけ」のイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

実は、サポートエンジニアはユーザーから直接問い合わせを受けて回答するだけではなく、ユーザーの課題や事情に合わせて、深い技術知識を持って総合的な問題解決に当たります。

さらに、ユーザーからのフィードバックを元に、ソフトウェアの品質向上にも繋がる様々なことを行っています。
今回は、実際に活躍しているカスタマーサポートエンジニアの方々をお招きし、カスタマーサポートエンジニアから見たソフトウェアの品質についてディスカッションしたいと思います。

F3)チュートリアル1

3/15(月) 13:10-15:40 (150分)Track06

セッション F3

「価値につながる要件・仕様からテストを考える」

安達 賢二(HBA)
神崎 善司(バリューソース)
水野 昇幸(TOC/TOCfE北海道)

セッションの内容

システム開発の全体像を示す「Vモデル」の左上は「要求分析」または「要求定義」となっています。
このモデルが示す通り、システムの開発は要求分析や要求定義からスタートする、テスト要求分析やテスト設計も、主に要求仕様の情報から検討を開始し、組み立てていくのが当然のように感じています。
ところが、システムの要求定義には主に分析の"結果"が書かれ、要求定義としてのまとめ方、示し方、構成される情報も組織やチームによってまちまちです。
その結果、システム要求が導出された経緯や意図、受け取り方に違いが生じ、開発過程やテスト要求分析、設計時に別途その確認や調整が必要になったり、利用者が直接システムに触れる段階で思わぬ手戻りに発展するケースもあります。
当セッションでは、「架空の図書館システム開発案件」を題材としてわれわれが試行した、既存図書館システムの現状分析、新しい図書館運営の狙いや提供する価値の明確化、それを実現する新図書館システムの要求定義を出発点に、要件、仕様をベースとしたテスト要求分析~テスト設計の事例により

  • 要求定義とその背後に存在する情報は、テスト要求分析、設計過程のどこに、どのようにつながるのか?
  • テストを効果的に組み立てるために、要求定義とその背後に存在する活動で明らかにしておくべき事項とは何か?
  • これまでのテストや開発過程で発生しがちな問題のうち解決できることは何か?

等を共有したいと思います。

事前配布資料について

https://www.software-quasol.com/jasst21tokyo-f3-tutorial1/

この資料は、チュートリアルで取り上げる「既存図書館システム」の概要と RFP (新システム提案依頼書)、および受講者のみなさんがチュートリアルの内容をより理解するために、可能であれば事前に実施いただきたいワークを掲載したものです。
【 資料 1 】【 資料 2 】:チュートリアルでも簡単に説明しますが、可能な限り事前に目を通し、どのようなシステムなのかを理解しておいてください。
【 資料 3 】 の確認と 【 資料 4 】 事前ワークの実施は任意ですが、事前に実施しておくとチュートリアルの内容がより深く実感できると思います。

A4) テクノロジーセッション

3/15(月) 15:00-16:00 (60分)Track01

セッション A4

「ISO/IEC 25010の品質モデルを使って市場不具合を減らすテスト設計戦略
~品質を「見える化」する~」

小森 星児(ベリサーブ)

セッションの内容

近年、ITシステム開発に求められる機能は高度化・複雑化している。品質に対する要求も一段と高まり、市場不具合を減らす活動は欠かせない。本講演では、市場不具合を減らすための戦略の一つとして、ISO/IEC 25010をテスト観点としたテスト設計手法を紹介し、品質を「見える化」することで期待できる開発全体へのさまざまな効果について説明する。また、テスト管理ツールを活用した「品質視点のテスト設計」の効果的な運用方法も紹介する。

B4) テクノロジーセッション

3/15(月) 15:00-16:00 (60分)Track02

セッション B4

「QAマネージャーが考えるプロジェクトを成功に導くQAの取り組み」

佐久間 浩明(ヒューマンクレスト)
森 俊介(ヒューマンクレスト)
米田 徹(ヒューマンクレスト)

セッションの内容

現場で実際に課題解決を行なってきたマネージャーが、事例をもとにQAのあり方をお伝えします。
アジャイル開発の現場で発生する課題に対してのアプローチ、大規模プロジェクトにおけるQAの作業スコープの広がり、スタートアップ企業におけるQA部門の立ち上げなど、直近増えている依頼や、今なお続くプロジェクトの事例をもとに、これからのQAに対するニーズを紐解きます。

C4) テクノロジーセッション

3/15(月) 15:00-16:00 (60分)Track03

セッション C4

「Dev&QAのOneチームによるプロダクトゴールへの第一歩」

石井 一成(SHIFT)
言美 貴子(SHIFT)
船橋 篤史(SHIFT)

セッションの内容

アジャイル開発において短いサイクルでリリース可能な状態を維持し続けるためには、開発やQAを専門とするメンバー同士の協力が必要です。
当セッションでは、SHIFTのQAエンジニアが参画先の現場でどのように開発と協力しあいながらプロダクトゴールを目指しているのか実践事例を交えてご紹介させていただきます。

D4) テクノロジーセッション

3/15(月) 15:00-16:00 (60分)Track04

セッション D4

「自動テスト普及活動の勘所」

松⽊ 直之(富⼠通)

セッションの内容

開発の現場で自動テストの導入が進む現在、導入の有無に格差がでてきています。CIの中で継続的な自動テストを実施する現場がいる一方で、まだまだ多くの現場では手動テスト主体です。本セッションでは社内の開発現場に自動テストの普及活動をしてきた私の経験から、その活動の実態や課題、勘所をご紹介をします。

E4) テクノロジーセッション

3/15(月) 15:00-16:00 (60分)Track05

セッション E4

「DevOps Testing: AIの力でリリースサイクルを加速する」

近澤 良(Autify)

セッションの内容

近年市場の変化の速度は益々早くなり、それに応じてリリースサイクルを早めていく必要性が高まっています。開発と運用を両立させ高速なリリースサイクルを実現していくDevOpsの概念が浸透し始めていますが、その中でどのようにテストを行っていくのか、Autifyが考えるDevOps Testingをご紹介します。AIの力で質とスピードを両立させ、素早くユーザーに価値を届ける方法を紐解きます。

A5)企画セッション

3/15(月) 16:20-17:50 (90分)Track01

セッション A5

「テストプロセス改善のお悩み相談室 リターンズ
~テストプロセス改善技術の導入で悩んでいる皆さん、悩みを共有しませんか?~」

モデレータ:
 田井 康平(ノハナ)

モデレータ補助:
 雨宮 寿幸(ベリサーブ)

パネリスト:
 上田 卓(ソーバル)
 大段 智広(豆蔵)
 山﨑 崇(ベリサーブ)

セッションの内容

一昨年好評を得たテストプロセス改善お悩み相談室が帰ってきます!

前回はリアルタイムに会場から質問を募ってパネリストが様々な背景からお悩みに対してお答えしましたが、今回はより濃い議論をするために事前にお悩みごとを投稿頂き、テーマを絞って深く掘り下げていきます。

是非以下の投稿フォームより、皆さんのお悩みをお伝え下さい。

投稿されたお悩みの中から数件をピックアップして、パネリストがそのお悩みに対する回答をプレゼンテーションします。皆さんも一緒にお悩みについて考えましょう!

■投稿フォーム(締め切り:2021年2月28日)

https://forms.gle/4zinBXWdpZPjfxvg7

※セッション聴講者想定について本セッションは、テストプロセス改善モデルを導入中である方をメインターゲットにしていますが、テストプロセス改善モデルの導入にご興味がある方もご参加いただける内容になっています。

なお、テストの全体像を概観できる(JSTQB Foundation Level相当)ことを想定しています。

今回はアセスメントモデルに対しての解説は行いませんので、事前にこちらの資料をご一読いただくと、より有意義なセッションとなるでしょう。

テストプロセス改善技術 入門ガイドver1.0.0
https://aster.or.jp/business/testprocess_sg/pdf/ASTER_TPIGuide_v1.0.0.pdf

B5)企画セッション

3/15(月) 16:20-17:20 (60分)Track02

セッション B5

「WACATE流テスト分析のワークショップを体感してみよう」

風間 裕也(WACATE実行委員)
角田 俊(WACATE実行委員)
常盤 香央里(WACATE実行委員)
中村 仰志(WACATE実行委員)
並木 正典(WACATE実行委員)
山口 寛子(WACATE実行委員)

セッションの内容

テスト分析・テスト設計について「セミナーで聞いたけど、実際の業務では使っていないなぁ。」「このようなやり方は正しいのかなぁ。」という疑問を持ちつつ日々の仕事に追われていませんか。
私達は夏と冬に1泊2日の合宿形式で大規模勉強会を開催しているWACATEというコミュニティです。WACATEの特徴は【ワークショップ形式で参加者が実際に手を動かして学ぶ形式の勉強会】、【参加者・実行委員含めて全員が積極的に発言し考えることでコミュニケーションをとりつつ学ぶ勉強会】です。
普段は、個人で考えるワークと、みんなで共有することでより理解を深めるグループワークを行っています。
本セッションでは、システムの振る舞いに基づくメタモデルを利用して、テスト観点を抽出する個人ワークをしていただきます。グループワークの部分は、WACATE実行委員によるデモンストレーションを見て体感していただきます。
テスト分析・テスト設計を「キーワードとして知っているけど使いどころがわからないなぁ。」「でも、会う人に重要と言われるし、自分も重要と思ってはいるんだけど、どうすればもっと理解が進むのかなぁ。」と思っている方、一度参加してみませんか?

【個人ワーク準備物】
紙、ペン、付箋(電子ツールでも可)

C5)企画セッション

3/15(月) 16:20-17:20 (60分)Track03

セッション C5

「How King Uses AI to Test Candy Crush Saga 」

Alexande Andelkovic(King)

セッションの内容

Candy Crush Saga is one of the biggest mobile games today that has been around for 7 years. It is increasingly a challenge to test a game that has technical debt combined with new features being added for millions of players. Alexander will show us how King is training artificial intelligence (AI) programs (bots) to test its games by mimicking human players. Join Alexander as he discusses how King is taking testing to the next level by using machine learning to train bots to test and evaluate game feature in an unsupervised scalable way. He discusses ways to extend and use AI bots to test parts of code that normally is a challenge to tackle as human tester. Alexander explains how this AI approach can be generalized to test other applications.

F5)チュートリアル2

3/15(月) 16:20-17:50 (90分)Track06

セッション F5

「JSTQB Advanced Level テストアナリストのシラバスでテストプロセスとテスト技法を学ぼう」

井芹 久美子(ASTER)
井芹 洋輝(ASTER)
藤原 考功(ASTER)

セッションの内容

JSTQBのシラバスより、「Advanced Level シラバス 日本語版 テストアナリスト」の「1. テストプロセス」「3.テスト技法(3.2 仕様ベースの技法)」の一部を解説します。ワーク付きで、手を動かして学んでいただきます。
対象のシラバスは、以下リンクで公開されているものです。
https://jstqb.jp/syllabus.html

本チュートリアルの受講条件はありません。
JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level テストアナリストの試験に関心をお持ちの方はもちろん、受験予定はないがテストプロセスやテスト技法について学習したいという方も歓迎です。
なお、JSTQB認定テスト技術者資格試験の種類や受験申込方法には、ほとんど触れません。

※JSTQBの公認研修ではありません。また、一昨年実施したチュートリアルと内容が一部重複する可能性があります。

※このセッションでは、テスト技法の個人ワークを予定しています。必須ではありませんが、受講時に紙とペンをご用意いただくことをお勧めします。

A6-1)論文セッション

3/16(火) 10:00-10:45 (45分)Track01

セッション A6-1

「Autifyを使った自動テストにおける属人化解消について」

生井 龍聖(チームスピリット)

セッションの内容

近年、QAエンジニアはテストの他にも様々な品質保証活動を行い、その活動の中には自動テストの構築・メンテナンス等をする場合もあります。
一方でQAによる自動テストの運用はインフラの準備等の様々なスキルを必要とするため、属人化しやすい等の問題がありました。
今回はテスト自動化プラットフォーム「Autify」を使うことで、継続して開発できる自動テスト体制を構築した活用事例を発表します。

A6-2)一般公募セッション

3/16(火) 10:45-11:30 (45分)Track01

セッション A6-2

「テストツールまるわかりガイドv2.0解説します」

井芹 久美子(ASTER)
伊藤 由貴(ASTER)
須原 秀敏(ASTER)

セッションの内容

テストツールの選び方やテストツールのリストが掲載されている『テストツールまるわかりガイドv2.0』が2020年9月に発行されました。
本ガイドには自動テストツールやテスト管理ツールなど幅広いツールが掲載されています。
テストツールについて学習したい方(初心者歓迎!)、テストツールの選定をいままさに進めている方、テストツールベンダの方などに向けて、本ガイドの内容について解説をしていきます。

B6)企画セッション

3/16(火) 10:00-11:30 (90分)Track02

セッション B6

「アジャイル開発にQAはホントに要らないのか?」

風間 裕也(WACATE実行委員会)
河原田 政典(グロービス)
島根 義和(ピクシブ)
城本 由希(エムスリー)
西 康晴(電気通信大学)

セッションの内容

スピードが企業の重要な価値とされる現代、ソフトウェア開発もまた迅速かつ柔軟であることが求められる中で、テストやQAの意義・在り方が改めて問われている。
働き方が短期間で大きく変わったように、加速するVUCA時代の要請は私たちを待ってはくれない。
波濤を乗り越え成果を挙げるために、一人ひとりが積み重ねてきた経験と大いなる好奇心を携え、不完全でも不格好でも考え続け・変化し続けなくてはならないのだ。

「アジャイル開発にQAはホントに要らないのか?」
「テスト・品質のスペシャリストである我々はどこに向かうのか?」
Web・モバイルアプリの内製開発の最前線で奮闘する新進気鋭のQA論客が集い、大胆かつ刺激的に語り尽くす90分!

C6)企画セッション

3/16(火) 10:00-11:30 (90分)Track03

セッション C6

「セブンルール リベンジ
~テストマネージャたちの素顔~」

モデレータ:
 山﨑 崇(ベリサーブ)

パネリスト:
 長谷川 聡(ベリサーブ)
 町田 欣史(NTTデータ)
 湯本 剛(ytte Lab)

セッションの内容

7つのルールを手掛かりに、百戦錬磨のテストマネージャたちの素顔を映し出すセッション。
開発に関わったすべての人の想いを乗せたソフトウェアを、世の中にリリースするため、どんな状況においても決してあきらめてはいけない世界。
そんな世界で、彼らはなぜ笑っていられるのか?彼らはなぜ奔走し続けられるのか?彼らには一体何が見えているのか?

こんな疑問について、彼らのセブンルールから紐解いていきます。

※本セッションは、JaSST'20 Tokyoで企画していたセッションですが、よりパワーアップしてリベンジします。

D6)企画セッション

3/16(火) 10:00-11:30 (90分)Track04

セッション D6

「ゲームテストにおけるユーザー感情という「想いは不滅」」

ASTER ゲームテスト研究会
 小林 祐子(KLab)
 勅使川原 大輔(グリー)
 堀越 雄貴(グリー)
 安田 芙美子(KLab)
 山本 くにお(ビズリーチ)
 林 肇賢(グリー)

セッションの内容

ゲームにおけるソフトウェアテスト・QAについて、皆さんはどのようにお考えですか・・・
もしかして、いまだ昭和の頃から続くロケテストのようなものを想像されますでしょうか?
または、卓越したディレクター、アーティスト、デベロッパー、デバッガー、ゲーマーが、それぞれの感性を最大限に発揮して、作り手中心で品質を考えていると思われますか?
バグ・不具合等は、わかりやすいものから分かりづらいものまで様々ありますが・・・
表示系の不具合は、例えるなら、わかりやすく暴れまわっている知性を持たない鬼のようなものです。目立ちますし、討伐(修正)方法も比較的、簡単なものが多いです。
これに対して機能系の不具合は、場合によっては根の深い問題を抱えていたり、あたかも知性を持った狡猾な鬼のように幾重にも罠を張り巡らせていたりします。

そんな中でも、特に厄介な不具合の例として・・・
全体のバランスや、海外展開したときの文化・法律等の違いからくるものがあります。
ゲームバランス&ローカライズ(カルチャライズ)は、感情・感覚&常識が異なる場合があり、動作不良系とは根本が異なります。
まるで、自分自身の常識と異なる世界の話で、普通に暮らしていれば気づくこともなかったはず・・・
ただし、日ごろ見ることがない「コト」を知ってしまったら、避けて通ることができない、狡猾な強力な鬼のような存在となります!言うまでもなく、鬼への対策を怠ると、後々とても「ムザン」な目にあいます・・・
そんな厄介な不具合を避けるために、先人の知恵と想いを繋げていくために、QAメンバーはいつの時代も鬼(不具合)を斬り続けます。
今回はそのような不具合に対抗する、「ユーザーテスト」の呼吸、「ローカライズ」の呼吸について、お話をさせていただきます。

F6)基調講演/招待講演者チュートリアル

3/16(火) 09:30-12:50 (200分)Track06

セッション F6

「QA2AQ – Being Agile at Quality: Values, Practices, and Patterns」

Joseph W. Yoder (Refactory CEO)
鷲崎 弘宜 (早稲田大学 / NII / システム情報 / エクスモーション)
※逐次通訳

セッションの内容

When developing and delivering large, complex systems it can be all too easy to focus on features and overlook software qualities or "non-functional" requirements such as security, scalability, performance or reliability. As agile spreads across your organization it is even more important to pay attention to quality concerns and coordinate the delivery of features along with necessary architecture and system infrastructure work. As organizations transition to agile processes, Quality Assurance (QA) activities and roles need to evolve. Agile teams embrace a "whole team" approach and incremental delivery of system functionality along with system qualities (also known as non-functional requirements). This requires changes to the ways we work. Instead of gatekeepers, Quality Assurance (QA) is engaged and involved throughout development helping clarify system quality requirements and how they will be measured. Quality Control generally refers to inspection activities that occur at the end of a process. Quality Assurance or Total Quality Control is an alternative to Quality Control which recognizes that inspection at the end is ineffective and that you can be more effective if you take a more holistic approach that builds quality into the process from the start engaging the whole team, which we call Agile Quality (AQ). Although special skills may be required to develop and test system qualities, everyone on the team needs to be focused on their delivery.

This session introduces techniques and practices for design and testing efforts into your project while being more agile about it. We will present several agile techniques and practices that support the definition and delivery of system qualities. We will also explore how QA, including architects, testers, and developers can collaborate to ensure that system qualities are addressed in an agile manner emphasizing architecture capabilities such as usability, security, performance, scalability, and availability. You will get hands-on experience briefly practicing some of these techniques.

*We are considering using the following tools during the tutorial. If you are going to participate in this tutorial, please familiarize yourself with the following tools in advance and create your account if necessary.

  1. Zoom Breakout Rooms (https://blog.zoom.us/using-zoom-breakout-rooms/)
  2. miro (https://miro.com/ja/)
  3. slack (https://slack.com/intl/ja-jp/)

このセッションでは、プロジェクトをよりアジャイルにするための設計やテストテクニックとプラクティスを紹介します。
その中ではシステム品質の定義とデリバリーをサポートするいくつかのアジャイルなテクニックとプラクティスを紹介します。
QA( アーキテクト、テスター、開発者などを含む)がどのように協力して、ユーザビリティ、セキュリティ、パフォーマンス、スケーラビリティ、可用性などのアーキテクチャを強化するシステム品質をアジャイルな方法で対処できるかを探ります。
このチュートリアルではテクニックを簡単に実行できる実践的な経験が得られます。
大規模で複雑なシステム開発の現場において、機能開発に集中するあまり、セキュリティ、スケーラビリティ、パフォーマンス、信頼性などの「非機能」要件はよく見落とされます。アジャイルが組織全体に広がるにつれて、品質に注意を払い、必要な機能をデリバリーすることは更に重要性をましています。また、いわゆる品質保証(QA)の役割と活動内容も変革に迫られています。アジャイルチームは「チーム全体のアプローチ」と「品質を伴った機能(非機能要件を含む)を段階的にデリバリーする」を取りれています。このような状況の中、もちろんQAのみなさんの活動内容や作業方法も変わるべきでしょう。いわゆる旧来のゲートキーパーの役割ではなく、みなさんQAがシステム全体の品質要件を明確にし、それを測定し、開発全体に関与すべきです。品質管理(Quality Control)とは元来、非効率的でプロセスの最後に発生する検査活動を指しています。それに対してQA(品質保証)やTQM(総合品質管理)は、開発工程の最後に検査するQC(品質管理)の代替手段であり、チーム全体に関与してプロセスの最初から品質を作り込む包括的なアプローチをとることで効率を上げることができます。後者をアジャイル品質(AQ)と呼んでいます。もちろんシステムの品質保つために開発やテスト関して特別なスキルが必要になる局面はありますが、大前提としてチームの全員がデリバリーに集中する必要があります。

*チュートリアル中に下記のツールを利用することを検討しています。
本チュートリアルに参加される方は事前に下記のツールをご理解、必要であればアカウント作成いただくことをお願いします。

  1. Zoom Breakout Rooms (https://blog.zoom.us/using-zoom-breakout-rooms/)
  2. miro (https://miro.com/ja/)
  3. slack (https://slack.com/intl/ja-jp/)

A7) テクノロジーセッション

3/16(火) 11:50-12:50 (60分)Track01

セッション A7

「品質創造企業のアジャイル開発におけるQAの実践」

谷﨑 浩一(ベリサーブ)

セッションの内容

株式会社ベリサーブでは、ソフトウェアテストを支援するさまざまなツールをアジャイルで開発している。本セッションでは、その一つであるテスト技法ツール「GIHOZ(ギホーズ)」の開発プロジェクトで実践しているQA活動を俯瞰するとともに、具体的な活動内容として、アジャイル開発向けの品質チェック項目とテスト技法を活用した品質改善事例を紹介する。

「GIHOZ」紹介ページ
https://www.veriserve.co.jp/gihoz

B7) テクノロジーセッション

3/16(火) 11:50-12:50 (60分)Track02

セッション B7

「事例からわかる!テスト自動化導入パターン」

浅黄 友隆(ヒューマンクレスト)
山口 真央(ヒューマンクレスト)

セッションの内容

近年、日本においても自動テストが当たり前になってきたと感じています。
その一方で、なかなか、自動テストを「導入できない」「失敗して、止めた」という声も多く聞かれます。
自動テストの導入には、様々な検討事項があり、プロジェクトの状況、プロダクトのアーキテクチャ等によって、技法、手法も多様化しています。 過去50件以上の事例を元にパターン分類し、自動テストの導入を成功に導くアプローチをお伝えいたします。

C7) テクノロジーセッション

3/16(火) 11:50-12:50 (60分)Track03

セッション C7

「SHIFTの教育・検定制度「CAT検定」と「トップガン」」

佐相 真也(SHIFT)

セッションの内容

日本経済新聞の1面でも紹介されたSHIFTの教育制度。

その秘密は「2つの独自検定試験」です。

  1. テストに必要な素養を持った人財が測定できる合格率6%の超難関入社試験「CAT検定」。
  2. 合格すればキャリアアップすると同時に年収アップも狙えるステップアップ制度「トップガン」。

エンジニアの教育に新たな価値観や可能性を見出そうとしているSHIFTの取り組みをご紹介させていただきます。

D7) テクノロジーセッション

3/16(火) 11:50-12:50 (60分)Track04

セッション D7

「自動テスト普及活動の勘所」

松木 直之(富士通)

セッションの内容

開発の現場で自動テストの導入が進む現在、導入の有無に格差がでてきています。CIの中で継続的な自動テストを実施する現場がいる一方で、まだまだ多くの現場では手動テスト主体です。本セッションでは社内の開発現場に自動テストの普及活動をしてきた私の経験から、その活動の実態や課題、勘所をご紹介をします。

E7) テクノロジーセッション

3/16(火) 11:50-12:50 (60分)Track05

セッション E7

「最後の手段から、いつもの手段へ。Autifyが考えるアジャイルE2Eテストのあり方」

末村 拓也(Autify)

セッションの内容

E2Eテスト自動化は、時として他に取りうる手段が無くなったときの「最終手段」として用いられることがありますが、実はE2Eテストを早い段階から導入することには様々なメリットがあります。
このセッションでは、なぜE2Eテストの自動化が後回しにされるのかをコスト・インターフェース・リスクの軸から分析し、Autifyのような自動化ツールが開発やテストのスタイルをどのように変えるかについて説明します。

A8)企画セッション

3/16(火) 13:50-15:20 (90分)Track01

セッション A8

「サイコロを振って話すテストのリアル
~テストラジオ公開収録~」

なそ(テストラジオ)
まつ(テスターちゃん)
ぱいん(テストラジオ)
よしたけ(テストラジオ)

セッションの内容

サイコロを振って、でために書かれた内容について自分たちの経験したイロイロを話しします。ファシリテータには、第三者会社のQAリード「なそ」。トークはテスター「よしたけ」自動テストを担当する「ぱいん」QAエンジニア、テスト教育者「まつ」が経験した様々なロールの経験を語ります。サイコロの目には「最近見つけたバグの話」「XXXX立ち上げ 黎明期の苦労話」などテーマを用意しています。なお、この収録は録音させていただきます。後日テストラジオで配信します。

B8)一般公募セッション

3/16(火) 13:50-15:20 (90分)Track02

セッション B8

「新しい品質保証のかたちを目指して
~君の心に「ファンネル」はあるか?~」

伊藤 潤平(ウイングアーク1st)
大野 泰代(オープンストリーム)
小島 直毅(リンクアンドモチベーション)
常盤 香央里(グロース・アーキテクチャ&チームス)
西 康晴 (電気通信大学)
三輪 東(SCSK)
山本 久仁朗(ビズリーチ)

セッションの内容

SigSQAでは、新しい品質保証の形を目指して、組織や個人の品質保証の状況を表す仕組みを作ってきました。QAファンネル、QAオクタゴン、QAマップなどがその一例です。モデルケースや事例を通じ、みなさまの現場で活用いただけるようご紹介します。
品質保証に興味がある方、自分たちの品質保証にもやもやしている方、自分たちの品質保証がどの位置にいるか知りたい方、自分たちの品質保証の戦略を立てたい方、などなど品質保証に興味がある方、集まってください、楽しい時間を過ごしましょう!
agileな人・waterfallの人、組み込みの人・Webの人・汎用機の人、営業・企画・エンジニア、それぞれ役割や立場は違えど、品質に対する想いがあればつながれる、そんな世界を信じていただける方にご参加いただきたいです!

C8)企画セッション

3/16(火) 13:50-15:20 (90分)Track03

セッション C8

「State-of-the-Art of Testing Techniques for Quality Assurance of MachineLearning-based AI Systems」

Fuyuki Ishikawa(National Institute of Informatics)

セッションの内容

There is increase demand for quality assurance of machine learning-based AIsystems. In this talk, I will introduce its state-of-the-art by discussing twoguidelines (QA4AI and AIQM) as well as emerging testing techniques.

D8)一般公募セッション

3/16(火) 13:50-15:20 (90分)Track04

セッション D8

「仕様整理のためのテスト設計入門」

河野 哲也(DeNA)

セッションの内容

本セッションは演習を通してテスト設計技法を理解していきます。テスト設計技法は、テストケースを作成するための方法ですが、その多くは仕様を整理するために活用することができます。「仕様書に対して毎回QAに指摘されて困っている」「仕様を実装に落とし込むとき仕様整理に悩むことがある」などの課題意識のある開発者、もしくは上流工程の改善に関心を持っているQA関係者向けに基本的なテスト設計技法を解説していきます。

A9)招待講演

3/16(火) 15:40-17:20 (100分)Track01

セッション A9

「パターンQA2AQによるアジャイル品質のマインド、体制、プロセス、技術」

鷲崎 弘宜 (早稲田大学 / NII / システム情報 / エクスモーション)

セッションの内容

アジャイル開発における品質保証は、特定の段階で特定の人々のみが取り組むというよりも、専門家を交えつつロードマップ策定から日々のモニタリングに至るあらゆる段階でチーム全体となって取り組む活動となります。本講演では、伝統的な品質保証(Quality Assurance)の考え方から、アジャイル品質(Agile Quality)へとチームや組織が変わっていくために必要なパターン集 Quality Assurance to Agile Quality (QA2AQ) の紹介を通じて、アジャイル品質のマインド、体制、プロセス、技術を解説します。また、各パターンの利用事例や活用の実態、他のアジャイル品質プラクティスとの関係についても取り上げます。

講師プロフィール
写真:鷲崎 弘宜 氏

鷲崎 弘宜 (早稲田大学 / NII / システム情報 / エクスモーション)

早稲田大学 研究推進部 副部長・グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授、国立情報学研究所客員教授、株式会社システム情報 取締役(監査等委員)、株式会社エクスモーション 社外取締役、ガイオ・テクノロジー株式会社 技術アドバイザ。

ビジネスと社会のためのソフトウェアエンジニアリングの研究、実践、社会実装に従事。その一環としてアジャイル開発のプロセスやプラクティスの分析を進め、2014年からJoseph YoderやRebecca Wirfs-Brockらのアジャイル品質保証パターンのプロジェクト "Shifting from Quality Assurance to Agile Quality (QA2AQ)"に参画。2019年からはアジャイル開発と従来のソフトウェア工学の間の分断、さらにはビジネスとITの間の分断が起きているという問題意識のもと、DX時代のオープンイノベーションに役立つデザイン思考やビジネス・価値デザインからアジャイル開発、さらには堅実なソフトウェア製品・サービスの開発・保守の方法論までを系統立てた枠組みとしてSE4BS(Software Engineering for Business and Society)の構築を有志で開始。

A10) クロージングセッション

3/16(火) 17:20-17:40 (20分)Track01

セッション A10

クロージングセッション

(JaSST Tokyo 実行委員会)

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