JaSST ソフトウェアテストシンポジウム

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム

JaSST'15 Shikoku レポート

※本レポートは、都合により写真・資料を公開していないものもございます。あしからずご了承下さい。

開会

セッション0

(JaSST Shikoku実行委員会)

写真:主会場の様子
[写真]主会場の様子

講演

セッション1

「テストの視点で見たゲーム開発の流れと品質を支える仕組み」

写真:粉川 貴至 氏

粉川 貴至 (セガゲームス)

セッションの内容

ゲームのテストに関して言えば、従来は製品の最終工程で第三者がプレイしてバグを発見する手法が主体となっていました。
ソフトウェアテストの観点とゲーム開発工程の全体から見れば、これはテストの一部分といえます。
近年は継続的インテグレーションの考え方の登場や、テストやワークフローの自動化技術の発展もあり
開発工程の終盤以外にも品質を確保する事の重要性に注目が集まっています。

今回の講演では、開発工程にテストの仕組みを導入する業務を行っている立場から、各技術の紹介と全体のゲーム開発の流れをソフトウェアテストの視点でご紹介できればと思います。
前半では、一般的なゲーム開発の流れを中心に関連する基礎知識を説明します。
後半では、ゲーム開発の中で行われる具体的なテスト技術を紹介します。

講師プロフィール

2008年株式会社セガゲームス(当時セガ)にプログラマとして入社。
Jenkinsを用いたビルド自動化や開発ワークフローの効率化を中心に従事。
最近の興味はQAエンジニアリングとテスト効率化。
CEDEC2011から運営委員としても活動。プログラム(プロダクション分野)/システム / CEDiL ワーキンググループ担当。

最近の講演: CEDEC 2015 「長期運営タイトルに後からパイプラインの自動化を導入した際の技術的Tips」

ラウンドテーブル主催: CEDEC 2015 「プロダクション分野のプラクティスについてCIや自動テストなどを中心に語るラウンドテーブル」など

寄稿: 「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」、オライリージャパン、2012

ワークショップ

セッション2

「テストのプロ直伝! 長く使い続けられるテスト基盤の構築方法」

写真:石原 一宏 氏

石原 一宏 (バルテス)

セッションの内容

本セミナーでは、Webシステムやパッケージソフト・業務システムなど、バージョンアップや派生開発の多いソフトウェアに対して、抜け漏れなく、仕様とトレースもできる『テスト基盤』の構築のノウハウを講義とワークショップで解説します。

多くの開発現場においては、仕様変更のたびに既存のテストケースをいきあたりばったりでメンテナンスしてしまっており、その結果として、テスト漏れなどに悩まされることが多く、体系的にメンテナンスを行っている開発現場は極めて少ないのが現状です。

昨今高まる短納期化、繰り返すバージョンアップ、カスタマーの高まる要求の中において、競争に打ち勝っていくには、仕様変更や度重なるバージョンアップがあっても継続的に安定して、漏れ抜けなく、効率的なテストを可能とする『テスト基盤』の構築が鍵となります。

現在のテストに不安を感じている方、テストを見直そうと考えている方、リリース後の不具合に悩まされている方は、是非受講をご検討ください。

講師プロフィール

バルテス株式会社 R&C部 部長 兼 上席研究員
ソフトウェアテスト・品質技術の研究開発、社内/社外の技術研修やセミナーの講師、コンサルティングなどを担当する。

著書に『いちばんやさしいソフトウェアテストの本』『ソフトウェア テストの教科書』がある。

PMI認定プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル(PMP)。
JSTQB認定Advanced Level テストマネージャ。

閉会

セッション3

(JaSST Shikoku実行委員会)