セッション 0
(JaSST Kyushu 実行委員会)
セッション 1, 3
井芹 久美子 (ASTER)
今回取り上げる同値分割と境界値分析は、様々なソフトウェアのテストに適用できる、 メジャーなテスト設計技法です。
意識せずに日常的に使っている方もいるかもしれません。
テスト設計技法を説明した資料や書籍の多くでも、序盤で取り上げられています。
基礎的な技法とも言えるでしょう。
しかし、ソフトウェア開発の現場で同値分割と境界値分析を活用してテストを 考えることが簡単、とは限りません。
同値分割と境界値分析をよりうまく使うために、普段から使っている方も、使った経験が少ない方も、ワークで手を動かしながら考えてみませんか?
井芹 久美子 (ASTER)
エンタプライズ系ソフトウェア開発業務に従事。
2010年から2016年まで、ワークショップWACATE( http://wacate.jp/ )の実行委員として活動。テスト設計技法を中心に講義やワークショップを行う。
2017年より、ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織であるJSTQBの技術委員。
2018年3月、JaSST'18 Tokyoで『チュートリアル3 : 「JSTQB Advanced Level テストアナリストのシラバスでテストを学ぼう」』の講師を担当。
https://jasst.jp/symposium/jasst18tokyo/report.html#tutorial3
セッション 2
セッション 4
井芹 洋輝(オリンパス)
テスト設計技法を活かすためには、適所で適切な技法を選択する必要があります。
この適材適所の技法の選択は、プロジェクト成功のためにテストが果たすべき役割を追求する活動の一種です。そこでは前提として「求められる品質への理解」「仲間との連携」「生産性を高めるための技術向上」への継続的な取り組みが重要になります。
本講演では、そうした適材適所でテスト設計技法を活用するために必要な考え方やアプローチについて解説します。
井芹 洋輝(オリンパス)
テスト自動化やテストプロセス改善のコンサルタントに従事したのち、組み込みソフトウェア開発に携わる。現在はSET/SETIチームのリーダとして開発インフラ整備やテスト自動化を推進している。
また開発とテストを横断する改善活動を主なテーマに、講演、執筆、OSS開発などの活動を続けている。
主な著作に「システムテスト自動化標準ガイド(CodeZine BOOKS)」「Androidアプリテスト技法(秀和システム)」「Proposal for Enhancing UTP2 with Test Aspects(InSTA)」(いずれも共著)がある。
JSTQB技術委員・問題作成責任者、U30テスト設計コンテスト審査員長。
セッション 5
松谷 峰生(ASTER)
あなたの会社は、ソフトウェアテストについて全くの未経験者を採用していますか?
もしそうだとしたらどのようにソフトウェアテストについての教育をしていますか?
ソフトウェアテストについてのマインドや難しい用語の意味を伝えられていますか?
教育について「マンガ」という手法でアプローチしたことを発表します。
松谷 峰生(ASTER)
2010年、中国大連の企業に入社しソフトウェアテスト知識ゼロからQA組織立ち上げに携わる。
組織立ち上げを通してテスト設計や技法、マネジメントの知識を習得。
2014年、WEB系企業にてWebApp、スマートフォンアプリ、スマートスピーカーのQAに携わる。
2018年よりLIFULLにてWEBのQAに従事している。
2017年より趣味で、初心者からわかるソフトウェアテスト解説漫画「テスターちゃん」を描いている。
吉武 伸泰(Fusic)
Webシステムでは入力フォームのバリデーションエラー確認は避けては通れないものだと思います。
ただ、文字の種類や順番などを考えていくとその数は膨大で、また手動で入力すると時間がかかってしまいます。
そこで、本発表では、私なりのテストデータの同値分割の方法と、普段私が行っているcypressを使った自動テストを紹介したいと思います。
吉武 伸泰(Fusic)
2018年5月より株式会社Fusicのテストエンジニアとして従事している。
九州ソフトウェアテスト勉強会運営。テスト酒場in福岡幹事。
岡崎 晃伸(レスコ)
いきなりテスト開発プロセスを導入するぞ!と意気込んではみたものの、通常業務に忙殺される傍らで細々と作業するしかできなくて挫折してしまうよりも、今のテストのやり方を少しずつ考え直し続けていく方が大事だし現実的ですよね。
ReverseVSTePというやり方で今あるテストケースを少しずつリファクタリングしていった事例をご紹介したいと思います。
岡崎 晃伸(レスコ)
当社開発部テスターを経て品質保証部門の立ち上げを任される。
現在はよりよいQA組織づくりに奮闘中のジレンマプレイングマネージャー。
趣味:海活・波活
夢:海辺で喫茶店経営とQAの両立
セッション 6
池田 暁 (ASTER)
テストには日々取り組んでいるけれど、改めてどういった活動でどういった技術が必要なんだろう?
本セッションはテストに取り組み始めた方やテスト初級者向けに行います。テストといいつつ単なる仕様チェックになりがちな状態を卒業したい、テスト技術の全体像を掴みたい、テストの技術を高めるために勉強を始めたりスキルアップに取り組みたいと考えている方向けに、押さえておきたいキホンのキをお話しします。
テスト技術力を高めていくためにはテストそのものについて自分なりのイメージや地図を持つことが重要です。是非この機会にイメージを掴み、具体的な行動を起こすヒントを得ましょう!
池田 暁 (ASTER)
情報通信系某社にて組込みシステムの設計、品質保証業務を経て、技術支援部門にてテスト技術を中心にアジャイル開発やMBD/SPL等の導入を支援。その後所属を移し医用系機器開発プロジェクトに参画、テスト管理業務やプロセス活動に従事。
現在は自動車系開発に所属を移し全社SEPG活動にてテストプロセスの改善に取り組んでいる。 また、グループ会社横断部会活動のテスト分野主査としてグループ全社のテスト技術力向上に取り組んでいる。
社外においてはNPO法人ASTERにてテスト技術の普及活動に取り組んでいるほか、NaITE(長崎IT技術者会)を立ち上げ長崎のコミュニティを盛り上げている。
著書に『マインドマップから始めるソフトウェアテスト(共著)』、『SQuBOKガイド(共著)』、『ソフトウェアテストの基礎(共訳)』等。ASTER理事、NaITE代表、SQiP運営委員、AFFORDD運営委員、等。
長崎県長崎市出身。
セッション 7
(JaSST Kyushu 実行委員会)
[写真]JaSST'18 Kyushu 会場にて
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