JaSST ソフトウェアテストシンポジウム

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム

JaSST'16 Kyushu レポート

※本レポートは、都合により写真・資料を公開していないものもございます。あしからずご了承下さい。

オープニング

セッション0

(JaSST Kyushu実行委員会)

写真:オープニング

基調講演

セッション1

「テストの上手いやり方の実践とテストプロセス」

写真:湯本 剛 氏

湯本 剛 (日本ヒューレット・パッカード)

セッションの内容

ソフトウェアテストは、ソフトウェア開発の中で40%以上の工数を占めると言われています。個々の現場では、テストを上手くやるためにさまざまな工夫がされています。ただし、それらの工夫が個々のレベルで終わってしまい、上手く共有がされていないために改善につながらないケースも多く見受けられます。本公演では、上手く共有する=プロセスとするための考え方とヒントをテストプロセス改善の手法をベースに紹介していきます。

講師プロフィール

工作機器メーカでの生産管理システムの構築メンバーを経て、ソフトハウスのテストリーダとして数多くのアプリケーションの開発に携わる。その後ソフトウェアテストのコンサルタントとしてテストプロセスの改善、テストツールの導入支援、テストの教育などに従事。

現在は、 NPO法人 ASTER理事(JaSST東京実行委員、JSTQB技術委員、テスト設計コンテスト審査委員など)、日科技連 SQiPステアリング委員、ISO/IEC JTC1/SC7 WG26 エキスパート(ISO29119 テストプロセス標準の策定)などで活躍中。筑波大学 システム情報工学研究科在学中。

主な著書:

  • 「現場の仕事がバリバリ進むソフトウェアテスト手法」(共著)
  • 「JSTQB教科書」(共著)
  • 「ソフトウェアテストの基礎」(共訳)
  • 「基本から学ぶソフトウェアテスト」(共訳)
  • 「ソフトウェアテスト293の鉄則」(共訳)
  • 「TPI NEXT ビジネス主導のテストプロセス改善」(共訳)

スポンサーセッション

セッション2

富士通
アトラシアン
JSTQB
富士通九州ネットワークテクノロジーズ

写真:スポンサーセッション1 写真:スポンサーセッション2 写真:スポンサーセッション3 写真:スポンサーセッション4

事例発表・経験発表

セッション3

「VDM++仕様に対する境界値分析を用いたテストケース自動生成」

写真:事例発表・経験発表1

立山 博基, 片山 徹郎 (宮崎大学)

セッションの内容

ソフトウェアテストにおけるテストケース設計及びテスト実施は、 時間と手間がかかる。 そこで本研究では、VDM++仕様に対して境界値分析を行い、 テストケース自動生成を行うツールBWDMを試作した。 この実装の詳細と現状の課題について述べる。 なお、VDMとは、ソフトウェアの仕様作成において、 曖昧さを排除し、 仕様を厳密に記述する手段である形式手法の1つであり、 VDM++はその仕様記述言語である。

「不吉な臭いがするコメントとその検出方法」

写真:事例発表・経験発表2

田上 諭, 片山 徹郎 (宮崎大学)

セッションの内容

自分が書いたソースコードに自信がないために追加したコメントは、 不吉な臭いがする。 例えば、 /*よくわからないけど動く*/といったコメントである。 このコメントを書いた開発者は、 ソースコードがどのように動作するのかを理解できていない。 そのために、コメントの周辺にバグを混入させている恐れがある。 このような不吉な臭いのするコメントは他にもある。 バージョン管理コメント、TODOコメントなどである。 不吉な臭いがするコメントとその検出方法について述べる。

「プログラミングを知らない人でもテスト自動化できるツールを作り業務効率化した話」

写真:事例発表・経験発表3

松谷 峰生 (LINE Fukuoka)

セッションの内容

システムテスト自動化はプログラミングができる人だけのものでしょうか?
例えばエクセルで「クリック、ログインボタン」「入力、メールアドレス」と入力するだけでシステムテストが自動化できたらどうでしょうか?
今回は、プログラミングができない人でも簡単にweb、winPC、macPC、Androidのシステムテスト自動化をできるツールを作り業務効率化を行った話をします。

講師プロフィール

2010年、中国大連の企業に入社しソフトウェアテスト知識ゼロからQA組織立ち上げに携わる。 組織立ち上げを通してテスト設計や技法、マネジメントの知識を習得する。 2014年よりLINE Fukuoka株式会社にて品質管理、テスト自動化に携わっている。

「テストエンジニアのキャリアチェンジに向けて:
序 ~You Are Not Alone~」

写真:事例発表・経験発表4

山本 久仁朗 (mediba)

セッションの内容

ソフトウェア開発において、高品質・短納期等の要求とともに、テストエンジニアの重要性と需要が高まっています。
そのような中で多くのテストエンジニアが自己を表現できずにキャリアチェンジがスムーズに行われないことが多々あるように見受けられます。
何度かの転職経験をもとに、キャリアチェンジにむけて気を付けると良いポイントをお伝えします。

「Go Beyond the Cognitive Era.
-- Vol.01 未来の人工知能の品質保証と安全について --」

写真:事例発表・経験発表5

細川 宣啓 (日本IBM)

講師プロフィール

ソフトウェア欠陥の研究者。 1992年日本アイビーエム株式会社にSEとして入社。 2000年より同社品質保証部にてレビューを専門に行う「Quality Inspection』チームを設立。 2005年より同社にて Stephen H. Kanに師事。定量メトリクス測定、品質工学、ソフトウェア工学を学ぶ。 現在同社東京基礎研究所にてソフトウェア工学の応用研究を行う傍ら、品質検査技術、品質検査ツールの開発を行いながら、ソフトウェア欠陥の研究に従事する。

早稲田大学 情報理工学部 非常勤講師。日本科学技術連盟SQiP研究会第七分科会(欠陥エンジニアリング)主査

招待講演

セッション4

「シン・テストエンジニアのキャリアについて
~[序・破・急]の先に向けて~」

写真:山本 久仁朗 氏

山本 久仁朗 (mediba)

セッションの内容

現在のソフトウェア開発は、アジャイル・リーン・クラウド・IoTとさまざまな要因から、より高品質で効率的なソフトウェア開発をするには、テストエンジニアをはじめテスト関連の各種ロールが求められています。
何度かの転職経験と各組織でリーダー・マネージャとして培った経験から、テストエンジニアのキャリアをいかにプランニングして積み重ねていくかについて、お伝えします。

講師プロフィール

メルカリ、DeNA、NHN Japan(現 LINE)、ソニー、アットネットホーム(J:COM インターネット部門)、大手海外コンピュータメーカーにおいて、QAリーダー・マネージャとして、ソフトウェアテスト業務品質・生産性向上、メンバー育成、関連部署と連携し組織横断的なプロセス改善を推進。
現在は、株式会社 mediba の品質管理グループにおいて、ソフトウェアテスト業務品質・生産性向上に従事。

企画イベント SIG(分科会)

セッション5

(JaSST Kyushu実行委員会)

写真:企画イベント

クロージング

セッション6

(JaSST Kyushu実行委員会)

写真:クロージング

JaSST'16 Kyushu 実行委員会

写真:JaSST'16 Kyushu 実行委員会
[写真]JaSST'16 Kyushu 会場にて